「dカードもdポイントも、2026年になって”改悪”続きだ」——そんな声をよく見かけます。たしかに公共料金の還元率半減など、利用者にとって痛い変更はありました。
ですが、すべてが一方的に悪い変更かというと、実はそうとも言い切れません。補償の上限が増えるなど、良くなった部分もあります。
この記事では、騒がれている2026年のドコモ経済圏(d払い・dポイント・dカード)の変更点を、「本当に改悪なのか、誰が損をして、どう対策すべきか」という視点で、煽らず冷静に整理します。
この記事はこんな悩みを解決します
- ✓ dカード・dポイントの2026年の変更点を、正確に把握したい
- ✓ ニュースの「改悪」という言葉に不安だが、自分にどれくらい影響するのか知りたい
- ✓ このまま使い続けるべきか、乗り換えるべきか判断したい
読み終える頃には、変更が自分に影響するかどうかと、損しないための具体的な対策がわかります。
- 先に結論
- dカード改悪・dポイント改悪の早見表【2026年9月】全13件の時期と評価
- 【9月1日発表】これから変わる3件|dカード0.5%・年会費1,650円はいつから?
- ①dカードの公共料金 還元率が1.0%→0.5%へ半減【2026年2月〜】最も痛い改悪
- ②ケータイ補償の見直し(改良?改悪?の典型)
- ③ドコモポイ活MAXの縮小【2026年4月〜】上乗せ還元の改悪
- ④d払い特典の改悪【2026年9月〜】進呈上限200ptとポイント種別の変更
- ⑤dカードGOLDの年間利用特典が改悪(2025年配布分から引き下げ)
- ⑥dカードプラチナ改悪の内容|公共料金の半減に加え、ドコモ光・でんきの進呈率と入会優遇期間も縮小
- ⑦アプリ更新が必須に(要対応)
- ⑧dポイントマーケットが終了(2026年7月28日)
- ⑨【8月20日から】「ドコモの銀行」のdカード引落特典が始まります(数少ない改良)
- ⑩年会費無料のdカードの付帯保険が終了(2026年3月31日)
- あなたはいくら減るのか|年間のポイント差を金額で出す
- 「dポイント改悪 2026」の実態は?ポイント自体はどう変わったか
- d払いの還元率そのものは改悪された?下がったのは「上乗せ」と「dカード側」です
- dカード PLATINUM・GOLDの年会費返金|対象・条件・締切は2026年12月31日
- 結局、損するのは誰?どうすべき?
- よくある質問
- d払いから「QR決済ごと」乗り換えるなら|楽天ペイ・PayPay・au PAYの選び方
- dカードから乗り換える?支払い先で選ぶ3枚の比較
- まとめ:「改悪」と決めつけず、自分の使い方で判断する
先に結論
- 「dカード改悪」「dポイント改悪」「ドコモ改悪」と呼ばれている変更は、2026年に施行済みの10件と、9月1日に発表されて2026年10月〜2027年5月に順次始まる3件の計13件。本記事はその全部を並べています
- 【9月1日発表】2027年1月利用分から一般のdカードは通常決済も0.5%に半減し、1年間未利用なら年会費1,650円(GOLD以上は対象外)。詳細は下の「9月1日発表」の節とdカードの還元率半減はいつから・年会費1,650円の条件
- 同じ9月1日の発表で、dカード PLATINUMはドコモ光・ドコモでんきGreenの進呈率と入会時の優遇期間が、ポイ活プランはポイントの計算対象額が縮小(2026年10月・12月利用分から)。年会費返金のエントリーは2026年12月31日まで
- 2026年に施行済みの変更は一方的に悪い変更ではなく、良くなった点と悪くなった点が混在している
- 施行済みではっきり痛いのは公共料金の還元率半減とポイ活MAXの縮小
- 影響が大きい人は対策を、限定的な人はそのまま使い続けてOK。判断は「自分の使い方」次第
dカード改悪・dポイント改悪の早見表【2026年9月】全13件の時期と評価
| 変更点 | 時期 | 評価 |
|---|---|---|
| 公共料金の還元率 1.0%→0.5% | 2026年2月 | 改悪 |
| ケータイ補償 上限増+自己負担導入 | 2026年1月 | 改良と改悪の両面 |
| 年会費無料dカードの付帯保険が終了 | 2026年3月31日 | 改悪 |
| ドコモポイ活MAX 縮小 | 2026年4月 | 改悪 |
| d払い特典の変更 | 2026年9月 | 人による |
| アプリ更新が必須に | 2026年7月 | 要対応 |
| dポイントマーケット終了 | 2026年7月28日 | 改悪 |
| dカードGOLD年間特典の変更 | 2025年配布分〜 | 改悪 |
| dカードプラチナも公共料金半減の対象 | 2026年2月 | 改悪 |
| dカード本体の通常決済 1.0%→0.5%・未利用なら年会費1,650円(GOLD以上は対象外・9/1発表) | 2027年1月利用分〜 | 改悪 |
| dカード PLATINUM ドコモ光・でんきGreenの進呈率と入会優遇期間の縮小(9/1発表) | 2026年10月・12月利用分〜 | 改悪 |
| ポイ活プランのポイント計算対象額の変更(9/1発表) | 2026年12月利用分〜 | 改悪 |
【9月1日発表】これから変わる3件|dカード0.5%・年会費1,650円はいつから?
2026年9月1日、ドコモはdカードとポイ活プランについて3つの改定を発表しました。2026年10月利用分から2027年5月利用分にかけて、順番に始まります。
| 変わること | 対象 | いつから |
|---|---|---|
| 通常決済の進呈率 1.0%→0.5% | 一般のdカード | 2027年1月利用分から |
| 前年度に1度も使わなければ年会費1,650円 | 一般のdカード | 2027年の利用で判定し、2028年2月の引き落としから |
| スマホのタッチ決済は200円につき2ポイント | カード番号が4363・5344・5365で始まるdカード | 2027年5月利用分から |
| ドコモでんきGreenの進呈率の縮小 | dカード PLATINUM | 2026年10月利用分から |
| ドコモ光の進呈率と、入会時の優遇期間の縮小 | dカード PLATINUM | 2026年12月利用分から |
| ポイ活プランのポイント計算対象額の変更 | ドコモ ポイ活 MAXなど4プラン | 2026年12月利用分から |
一般dカード:2027年1月利用分から0.5%、1年使わなければ年会費1,650円
2026年9月1日、ドコモは一般の「dカード」について、2027年1月利用分から通常決済の進呈率を100円1ポイントから200円1ポイント(0.5%)へ引き下げると発表しました。
2月の公共料金半減は「公共料金だけ」でしたが、今回はふだんの買い物すべてが対象です。
あわせて、前年度に1度も利用がなかった場合だけ年会費1,650円(税込)がかかる条件が加わります(2027年の利用実績で判定し、初回請求は2028年2月引き落とし分から)。年1回でも使えば無料のままです。
使ったかどうかの判定には、ショッピングのほか、ドコモ料金・ETC・キャッシングなどの利用も含まれます。
対象は一般のdカードのみで、dカード GOLD・GOLD U・PLATINUMの通常決済は今回の還元率変更の対象外です。1.0%を維持する方法は2つ残ります。
1.0%を維持する2つの方法と、2027年1月〜4月の注意点
1つ目は、d払いの支払い方法をdカードにして払う方法です。改定後も200円につき2ポイントで、内訳はd払いの基本還元1ポイントと、dカード支払い特典1ポイント(期間・用途限定ポイント)です。
④の月上限200ptはランクに応じた「d払い特典」の上限で、この200円2ポイントとは別枠です。
2つ目は、カード番号が4363・5344・5365で始まるdカードを、Apple Pay・Google Pay・おサイフケータイのiDに入れてスマホでタッチ決済する方法です。
こちらは2027年5月利用分から、200円につき2ポイントになります。
注意したいのは始まる時期のずれです。通常決済の0.5%は2027年1月利用分から、タッチ決済の2ポイントは5月利用分からなので、2027年1月〜4月はスマホのタッチ決済も0.5%です。
この4か月間に1.0%を保てるのは、d払いの支払い方法をdカードにして払う方法です。
年会費の判定の仕組み・1.0%を維持する条件・続ける/乗り換えるの判断基準はdカードの還元率が0.5%に半減【2027年1月〜】で詳しく解説しています。
「続ける」を選ぶ人にとって、2027年以降にdカードの価値を保ちやすいのは、携帯と固定回線をドコモにまとめている場合です。
いまフレッツ光や他の光コラボを使っているなら、ドコモ光へは工事不要の切り替え(転用・事業者変更)で移れます(手続きの違いは光回線の「転用」と「事業者変更」の違いに整理)。
セット割の条件や特典は時期で変わるため、申込前に公式サイトで最新の内容を確認してください。ドコモ光の進呈率と申込の窓口は⑥dカード PLATINUMの節にまとめています。
dカード PLATINUM:ドコモ光・でんきGreenの進呈率と、入会時の優遇期間が縮小
dカード PLATINUMは、ドコモでんきGreenの進呈率が2026年10月利用分から下がりました。ドコモ光の進呈率は2026年12月利用分から下がります。
ショッピングの利用額に関係なく最大の進呈率になる入会時の期間も、「入会月から12か月後まで」から「2か月後まで」に短くなります。新旧の進呈率は⑥の表にまとめています。
ポイ活プラン:2026年12月利用分から、ポイントの計算対象額が減る
「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「eximo ポイ活」「ahamo ポイ活」は、2026年12月利用分から、料金に応じてたまるdポイントの計算方法が変わります。
これまでは割引後の料金が計算の対象でした。改定後は、そこからポイ活特典(対象決済で受け取ったポイント)の分を差し引いた金額が対象になります。
公式の計算例(ドコモ ポイ活 MAX・月額料金10,680円・割引3,000円・ポイ活特典3,500ポイント、いずれも税抜)に、公式の進呈率を当てはめると次のとおりです。
| 項目 | 2026年11月利用分まで | 2026年12月利用分から |
|---|---|---|
| ポイントの計算対象額 | 7,680円 | 4,180円 |
| dカード PLATINUMで払う場合(1,000円ごとに20%) | 1,400ポイント | 800ポイント |
| dカード GOLDで払う場合(1,000円ごとに10%) | 700ポイント | 400ポイント |
この例の条件なら、毎月の受け取りはPLATINUMで600ポイント、GOLDで300ポイント減ります。年間ではPLATINUMで7,200ポイント、GOLDで3,600ポイントです。
ポイント数は、公式の計算式で当サイトが計算した目安です。実際の金額は、契約プラン・割引・ポイ活特典の額によって変わります。
年会費の返金は2026年12月31日までのエントリーが必要
この改定にあわせて、dカード PLATINUM会員と、ポイ活プランを契約しているdカード GOLD会員には、解約やダウングレードをした場合に年会費を月割りで返金する措置があります。
対象・条件・返金額は、後半の「年会費返金」の節で説明しています。
①dカードの公共料金 還元率が1.0%→0.5%へ半減【2026年2月〜】最も痛い改悪
2026年2月1日から、電気・ガス・水道料金や一部の税金(eLTAX)の支払いで、dポイントの還元率が100円1ポイント(1.0%)から200円1ポイント(0.5%)へ半減しました。
ここは弁解の余地なく、はっきりした引き下げです。年間の公共料金が大きい家庭ほど、取りこぼすポイントも積み上がります。
ただし、ふだんの買い物など一般の決済は1.0%が維持されています(ただし2027年1月利用分からは一般の決済も0.5%へ下がることが9月1日に発表されました。詳細は冒頭の「9月1日発表」の節)。
2026年中に影響を受けるのは「公共料金をdカードで払っている人」だけ。また、ドコモでんき・ドコモガスや、ENEOSでんき等のdカード特約店は対象外です。
対策はシンプルで、公共料金は0.5%以下に下がらない別の高還元カードに分けるか、特約店の電力・ガスに切り替えること。固定費の払い方を見直すいい機会でもあります。
固定費全体の最適化は固定費を削って浮いたお金を作る記事も参考にしてください。
公共料金の支払い先を分けるなら、通常1.2%還元・年会費無料のリクルートカードが候補です。契約先がカード払いに対応するか、ポイント対象になるかを先に確認してください。
対象店舗用のNLや楽天カードとの違いは、支払い先別の比較表で整理しています。
リクルートカードを検討する方は、JCBの入会特典を受け取る手順と利用期限も確認してください。通常利用で貯まるポイントと、入会特典の期間限定ポイントでは使い道が異なります。
公共料金以外の日常の決済、特に対象のコンビニ・飲食店をスマホのタッチ決済でよく使う人は、年会費無料で最大7%還元の三井住友カード(NL)が受け皿になります。対象店舗と7%の条件は公式サイトで確認してください。
候補の比較と申込先は、この記事の乗り換え先3択にまとめています。
②ケータイ補償の見直し(改良?改悪?の典型)
ここが今回いちばん「改良なのか改悪なのか」が分かれる変更です。2026年1月15日から、dカードのケータイ補償は補償の上限額が引き上げられました(dカード GOLDは10万円→12万円)。これだけ見れば改良です。
一方で、新たに1回の事故につき15,000円の自己負担が導入されました。これまで自己負担なしで受けられた補償に費用がかかるようになったため、少額の修理では実質的に使いにくくなったといえます。
高額な機種を全損したときは上限アップが効きますが、画面割れ程度の修理では自己負担のほうが重く感じる場面もあります。つまり「高い端末を持つ人には有利、そうでない人には負担増」。
良い面と悪い面が同居した、一概に評価しづらい変更です。
③ドコモポイ活MAXの縮小【2026年4月〜】上乗せ還元の改悪
2026年4月30日に「ドコモポイ活MAX」が終了し、最大10%還元が最大5%(条件により3%)に縮小されました。高還元を目当てにポイ活MAXを使い込んでいた人には、影響の大きい変更です。
対策としては、還元率を1枚のカードに依存しすぎないこと。日常の決済で安定して高還元のカードを軸に置けば、こうした条件変更に振り回されにくくなります。自分に合う高還元カードは2026年のおすすめランキングで比較できます。
④d払い特典の改悪【2026年9月〜】進呈上限200ptとポイント種別の変更
2026年9月1日からは、d払い特典の進呈上限ポイントや「dカード支払い特典」の進呈ポイント種別が変更されました。
d払い特典の上限は、ランクに関わらず一律で月200ポイントになりました。ランク★1と★2は、d払い特典の対象外です。
あわせて、d払いの「dカード支払い特典」で受け取るポイントは、期間・用途限定ポイントに変わりました。進呈率と上限は変わっていません。
特典が一律化される方向で、これまで高ランクで多くの特典を受けていた人には実質的なマイナスになりますが、ライトユーザーへの影響は限定的です。
自分がどちら側なのかは、月にいくらd払いを使っているかで決まります。上限200ptに届くのは還元率1.0%なら月2万円、0.5%なら月4万円からで、そこに届いていなければ影響はありません。
具体的な計算方法と早見表はd払いの上限200ptは月いくら使うと届く?にまとめています。
⑤dカードGOLDの年間利用特典が改悪(2025年配布分から引き下げ)
dカードGOLDを年間100万円以上使うと受け取れる「年間利用額特典」が、2025年配布分から引き下げられています。
| 年間利用額 | 改悪前(2024年配布分まで) | 改悪後(2025年配布分〜) |
|---|---|---|
| 100万円以上 | 11,000円相当 | 10,000円相当 |
| 200万円以上 | 22,000円相当 | 廃止(100万円と同額の10,000円) |
特に影響が大きいのは「200万円特典の廃止」です。年間200万円を目安に使っていた人は、22,000円から10,000円へと実質12,000円の損失になりました。
100万円をやや超える程度の利用なら1,000円の減額で済みますが、200万円前後を意識していた人には無視できない変更です。
なお2026年度配布分も、GOLDは100万円以上で最大10,000円相当のままで、交換先のラインアップが入れ替わっています。
どの配布分で何が変わったのかの時系列と、dショッピング廃止後に何へ交換すべきかはdカードGOLD年間利用特典はどう変わった?で詳しくまとめています。
2026年度配布分(2024年12月16日〜2025年12月15日の利用分が対象)で200万円以上の段階(最大20,000〜40,000円相当)が設けられたのは、dカード PLATINUMだけです。
GOLDは、200万円以上使っても100万円と同じ最大10,000円相当です。
GOLDを続けるか、どこへ移るかは、ドコモ料金と年間利用額で判断が分かれます。dカードGOLDからの乗り換え先【2026年】5パターンで、年会費返金の確認まで含めて整理しています。
⑥dカードプラチナ改悪の内容|公共料金の半減に加え、ドコモ光・でんきの進呈率と入会優遇期間も縮小
「dカードGOLDだけの話」と思われがちですが、上位カードのdカードプラチナも同じドコモ経済圏の一員として、公共料金の還元率半減(1.0%→0.5%・2026年2月〜)の対象です。
年会費が高いぶん影響を軽く見られがちですが、公共料金の還元率自体はGOLD・プラチナ・一般カードで共通の変更です。
2026年10月・12月利用分から:ドコモ光・ドコモでんきGreenの進呈率が下がる
9月1日の発表で、dカード PLATINUMで払うドコモ料金とdカード積立のポイント進呈条件が変わりました。ドコモでんきGreenは2026年10月利用分から新しい進呈率が適用されています。ドコモ光とdカード積立は2026年12月利用分からです。
変わるのは2点です。1つは、ショッピングの利用額に関係なく最大の進呈率になる入会時の期間が「入会月から12か月後まで」から「2か月後まで」に短くなること。もう1つは、ドコモ光とドコモでんきGreenの進呈率です。
| 毎月のショッピング利用額 | ドコモ光 | ドコモでんきGreen(地域1) | ドコモでんきGreen(地域2) |
|---|---|---|---|
| 入会時の優遇期間(一律) | 20%→12% | 12%→8% | 20%→12% |
| 10万円未満 | 10%(変更なし) | 6%(変更なし) | 10%(変更なし) |
| 10万円以上20万円未満 | 15%→11% | 9%→7% | 15%→11% |
| 20万円以上 | 20%→12% | 12%→8% | 20%→12% |
表は本会員の進呈率です。地域1は北海道・東北・東京・北陸・中国・四国電力エリア、地域2は中部・関西・九州電力エリアです。
ケータイ料金の進呈率と、dカード積立の進呈率は変わりません。dカード積立は、最大の進呈率になる入会時の期間だけが12か月から2か月に短くなります。
ショッピングを月10万円以上使って、ドコモ光やドコモでんきGreenの高い進呈率を受けていた人ほど、影響が大きくなります。
年会費29,700円を払い続けるか迷っているなら、2026年12月31日までのエントリーで、年会費が月割りで戻る返金措置も判断材料になります。条件は後半の「年会費返金」の節にまとめています。
年間利用額特典は400万円区分まである
年間利用額特典は、GOLDが100万円以上で最大10,000円相当なのに対し、プラチナは段階制で、100万円以上10,000円相当・200万円以上20,000円相当・300万円以上30,000円相当・400万円以上40,000円相当のクーポンが進呈される仕組みです。
200万円以上の区分がGOLDにない点がプラチナの強みですが、逆に言えば年間200万円以上使わないと、年間特典ではGOLDとの差が出ません。
年会費が高いプラチナを持っている方は、年間利用額特典のクーポン交換先(対象サービスは年度ごとに見直しが入る)を毎年確認しておくこと、公共料金の還元半減の影響を一般カードと同様に受けている前提で家計を見直すことが対策になります。
⑦アプリ更新が必須に(要対応)
2026年7月1日から、セキュリティ強化のため、古いバージョンのアプリではバーコード表示によるdポイントの「つかう」ができなくなりました。
これは悪い変更というより安全性の向上ですが、放置するとお店でポイントが使えないので、アプリを最新版に更新しておく対応が必要です。古い端末を使っている人は、対応状況も含めて早めに確認しておきましょう。
新しい仕様では、バーコードに有効期限が設けられ、バーコードの表示終了から5分が経過するとポイントを「つかう」機能が一時停止します(表示中は5分を過ぎても継続して利用できます)。
不正利用を防ぐための仕組みなので、レジ直前にバーコードを表示する使い方なら影響はありません。なお、dポイントクラブアプリは自動で更新されますが、d払いアプリは手動での更新が必要です。
ローソンアプリでdポイントカードを登録している人は「アプリ専用番号」への再登録が必要になります(プラスチックカード利用者は手続き不要)。
番号がアプリとカードで分かれても、貯まったdポイントは共通のdアカウントに自動で合算されるため、ポイントが分散する心配はありません。
⑧dポイントマーケットが終了(2026年7月28日)
2024年10月に始まったネットショッピングサービス「dポイントマーケット」が、2026年7月28日(火)正午でサービスを終了しました。
約600サイト・1,800万点以上の商品を扱い、最大20%のdポイント還元をうたっていたサービスが、開始から2年足らずで撤退する形です。「dポイントマーケット毎日くじ」も同時に終了しました。
ネットショッピングの高還元ルートとして使っていた人は、ほかの経路に切り替える必要があります。ドコモ経済圏の「貯める場所」がまたひとつ減った変更で、経済圏への一極集中を見直すきっかけのひとつと言えます。
⑨【8月20日から】「ドコモの銀行」のdカード引落特典が始まります(数少ない改良)
改悪が続く中で、2026年8月20日から、数少ない「改良」も始まっています。
住信SBIネット銀行改め「ドコモの銀行」とdアカウントの連携開始にあわせて、dカードの引落し口座を「ドコモの銀行」に設定すると、街のお買物でのdカードのスマホ決済(タッチ決済またはdカード払いのd払い)の還元率が初年度最大3.0%になる特典が案内されています。
ただし条件と上限があります。上乗せ分は初回の引落月から12か月間の初年度特典で、13か月目以降はカードのグレードと利用額に応じて0.25〜2.0%に変わります。
dポイントの進呈上限は月3,000ポイント(期間・用途限定)。対象は2022年10月リニューアル版のdカード(カード番号が4363/5344/5365で始まるもの)で、カード現物での通常決済は対象外です。
毎月20日までに連携と引落し設定を済ませると、翌月のお買物から対象になります。
公共料金の還元半減で下がったぶんを、日常のスマホ決済側で取り返せる可能性がある設計です。
銀行側の変更点(スマプロポイントのdポイント切替や商号変更のスケジュール)は住信SBIネット銀行が「ドコモの銀行」に【2026年9月】で詳しく解説しています。
dカード GOLD・PLATINUMを持っているなら、自宅の固定回線をドコモ光にすると、ドコモ光の対象となる月額利用料金1,000円(税抜)ごとにGOLDで10%、PLATINUMで最大20%のdポイントが進呈されます(公式FAQより。ahamo光・端末代金・工事料・事務手数料は対象外。支払い方法を該当のdカードに設定していることが条件)。
PLATINUMのドコモ光分は2026年12月利用分から最大12%へ下がる予定なので、PLATINUMの方はその前提で計算してください。
いまフレッツ光や他の光コラボを使っている場合は、工事不要の切り替え(転用・事業者変更)に対応しています。最新の料金・特典は公式サイトでご確認ください。
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⑩年会費無料のdカードの付帯保険が終了(2026年3月31日)
年会費無料の「dカード」に付いていた保険は、2026年3月31日(火)で提供を終了しました。dカード GOLD U・GOLD・PLATINUMの保険は変わりません。
終わったのは、29歳以下の本会員・家族会員向けの国内旅行保険と海外旅行保険、年齢制限のないお買物あんしん保険の3つです。
旅行保険は3月31日までに出発した旅行、お買物あんしん保険は同じ日までにdカードで買った物が、最後の対象でした。
20代で、dカードの海外旅行保険を旅行の備えにしていた人は、ほかのカードの付帯保険か、旅行ごとに入る保険を用意する必要があります。カード選びは海外旅行に強いクレジットカードの選び方を参考にしてください。
あなたはいくら減るのか|年間のポイント差を金額で出す
変更点を並べただけでは、自分にどれくらい効くのか分かりません。
還元率が半減する2つの変更(公共料金は2026年2月から、通常の決済は2027年1月利用分から)だけを取り出して、年間で受け取るポイントがいくら減るのかを計算しました。
どちらも1.0%から0.5%への引き下げなので、減る分は「年間のカード利用額の0.5%」になります。
| dカードでの月あたり利用額(公共料金を含む) | 年間の利用額 | 2026年以前と比べた年間のポイント減 |
|---|---|---|
| 3万円 | 36万円 | 1,800ポイント |
| 5万円 | 60万円 | 3,000ポイント |
| 8万円 | 96万円 | 4,800ポイント |
| 10万円 | 120万円 | 6,000ポイント |
| 15万円 | 180万円 | 9,000ポイント |
| 20万円 | 240万円 | 12,000ポイント |
たとえば公共料金を含めて月10万円をdカードで払っている人なら、年間で6,000ポイント分受け取りが減る計算です。dポイントは1ポイント1円相当なので、そのまま年6,000円分と考えて差し支えありません。
この表に含めていないものが3つあります。ドコモポイ活MAXの縮小は料金プランと利用額で変わるので一律に計算できません。d払い特典の上限200ポイントは月ごとの上限で、カードの還元率とは別枠です。
年会費1,650円は1年間まったく使わなかった場合だけ発生するもので、通常利用している人には関係ありません。
逆に、減らさずに済む方法もあります。d払いの支払い方法をdカードにして支払えば、d払いの基本還元とdカードの支払い特典を合わせて200円ごとに2ポイントとなり、実質1.0%が維持されます。
2027年5月からは対象カード番号のスマホのタッチ決済でも200円ごとに2ポイントになります。詳しい条件はdカードの還元率半減はいつから・年会費1,650円の条件にまとめています。
毎月の金額を入れると、2026年と2027年の年間ポイントを比べて表示します。
入力した金額は外部に送信されません(このページの中だけで計算します)。
計算の前提と注意
- NTTドコモ「dポイント進呈条件および『dカード』dポイント進呈率・年会費改定のお知らせ」(2026年9月1日)の内容で計算しています。
- 一般のdカードは、2027年1月利用分から通常の支払いが200円につき1ポイント(0.5%)になります。2026年中は100円につき1ポイント(1.0%)です。
- 公共料金・税金は2026年2月からすでに200円につき1ポイント(0.5%)で、今回の改定では変わりません。
- d払い(支払い方法をdカードに設定)は、改定後も200円につき合計2ポイント(1.0%)です。内訳の半分(dカード支払い特典)は期間・用途限定ポイントです。
- スマホのiD払い(Apple Pay・Google Pay・おサイフケータイ)は、2027年5月利用分から200円につき2ポイントになります。対象はカード番号が「4363」「5344」「5365」で始まるdカードだけです。2027年1〜4月は0.5%で計算しています。
- 年会費は、前年度に1度も利用がなかった場合だけ1,650円(税込)です。2027年の利用で判定し、2028年2月の引き落とし分から請求されます。
- dカード GOLD・GOLD U・PLATINUMの通常の支払いの還元率は、今回の改定の対象外です。
- 計算は目安です。ポイントの端数処理、ポイント対象外の利用先、一時的なポイント上乗せは含めていません。
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乗り換え先3択|支払い先で分ける
計算して「減る分が気になる」と感じたら、全部を移すのではなく、支払い先ごとに分けるのが現実的です。年会費無料の3枚に絞って、それぞれの得意な支払い先と申込先をまとめました。
| 移したい支払い | 候補 | 向いている人・注意点 |
|---|---|---|
| 公共料金・税金・固定費 | リクルートカード(通常1.2%) | 公共料金も1.2%の対象(一部の支払い先は対象外)。年会費無料。 |
| 対象のコンビニ・飲食店(スマホのタッチ決済) | 三井住友カード(NL)(対象店で最大7%) | 通常還元は0.5%なので、公共料金の代わりにはなりません。三井住友カードを初めて持つ方向けです。 |
| d払いの代わりに楽天ペイを使う | 楽天カード(通常1.0%) | 一部の公共料金は500円につき1ポイント。楽天カードを初めて申し込む方向けです(2枚目や過去に発行歴がある方は入会特典の対象外)。 |
すでに三井住友カード(NL)をお持ちの方は、申し込まずに7%対象店舗と設定手順を確認してください。3枚の詳しい違いは支払い先で選ぶ3枚の比較にあります。
「dポイント改悪 2026」の実態は?ポイント自体はどう変わったか
「dポイント 改悪」と検索されることが増えていますが、正確に言うとdポイントの価値そのもの(1ポイント=1円相当)は変わっていません。変わったのは「貯まり方」と「使い方」です。
- 貯まりにくくなった:公共料金の還元半減(2026年2月〜)とドコモポイ活MAXの縮小(2026年4月〜)で、同じ支払いでも獲得ポイントが減った
- 特典ポイントの使い勝手が変わる:d払いの「dカード支払い特典」で受け取るポイントが期間・用途限定に変更される(2026年9月〜)
- 使うための条件が増えた:アプリを最新版に更新しないと、店頭バーコードでのdポイント利用ができなくなる(2026年7月〜)
- 貯める場所が減った:最大20%還元のdポイントマーケットが終了(2026年7月28日)
つまり「dポイント改悪」の実態は、ポイント制度の廃止や価値の切り下げではなく、獲得条件の縮小と利用条件の変更の積み重ねです。
dポイントを日常的に貯めている方は、自分の使い方がどの変更に当てはまるかを上の各セクションで確認してみてください。
【2026年10月5日追記】SMBC日興証券は、現物株式の取引・キンカブ・投信つみたて・日興フロッギーの記事閲覧・日興iDeCo for docomoに伴うdポイントの進呈と、キンカブ取引でのdポイントの利用を、2027年3月31日(予定)で終了すると2026年9月30日に発表しました。進呈は2027年3月31日までの取引・閲覧分が対象で、2027年4月中旬に行われる予定です。上の13件には数えていませんが、証券口座でdポイントを貯めていた人は対象になります(SMBC日興証券のお知らせ)。
d払いの還元率そのものは改悪された?下がったのは「上乗せ」と「dカード側」です
「d払い 還元率 改悪」と検索されている方が多いのですが、d払いという決済手段の基本の還元率が引き下げられたわけではありません。2026年に「還元が減った」と感じる原因は、性質の違う3つの変更に分けると整理できます。
- dカードで支払う公共料金の還元率が半減(1.0%→0.5%・2026年2月〜)。これはd払いではなくdカード決済側の変更です(上記①)
- ドコモポイ活MAXの縮小(2026年4月〜)。基本還元の上に乗っていた上乗せ分が減りました(上記③)
- d払い特典の変更(2026年9月〜)。上乗せ特典の進呈上限とポイント種別が変わります(上記④)
つまり、d払いの基本還元率の切り下げではなく、「上乗せ部分の縮小」と「dカード側の変更」の組み合わせが実態です。
自分が影響を受けるかどうかは、公共料金をdカードで払っているか・ポイ活MAXの対象プランか・d払いを月2万円以上使っているか、の3点でおおよそ判断できます。最新の還元率や特典条件は公式サイトでご確認ください。
dカード PLATINUM・GOLDの年会費返金|対象・条件・締切は2026年12月31日
今回の変更にあわせて、ドコモは年会費の返金を受け付けています。カードをやめる判断をした人だけが対象で、エントリーの締切は2026年12月31日23時59分です。エントリーは後から取り消せません。
対象になる人
- 2026年9月30日までにdカード PLATINUMの本会員だった人
- 2026年9月30日までにdカード GOLDの本会員で、かつ「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「eximo ポイ活」「ahamoポイ活」のいずれかの料金プランを契約していた人
返金を受けるための条件
2026年9月1日から12月31日23時59分までに、次をすべて満たす必要があります。(1)と(2)はどちらが先でも構いません。
- 公式の返金案内ページからエントリーを完了する
- dカード PLATINUMを解約する、またはdカード GOLDを解約もしくはダウングレードする
- GOLDを解約・ダウングレードした場合は、そのカードに登録していた携帯電話回線が、2026年9月30日時点で上記4つの料金プランのいずれかを契約していること
いくら戻るのか
解約またはダウングレードした月から、次回の年会費請求月までの残り月数に応じた按分です。前回支払った年会費を12で割り、残月数分が戻ります(1円単位は切り上げ)。
公式が挙げている例では、年会費請求月が3月のdカード PLATINUM会員が2026年10月に解約した場合、2026年11月から2027年3月までの5か月分が対象となり、29,700円 ÷ 12 × 5 = 12,380円が返金されます。
GOLDからPLATINUMへアップグレードした人で前回支払った年会費が18,700円だった場合は、返金の基準額も18,700円です。
いつ戻るのか
| 条件を満たした時期 | 返金の実施時期 |
|---|---|
| 2026年9月1日〜10月31日 | 2026年12月 |
| 2026年11月1日〜12月31日 | 2027年3月 |
返金はその月の他のカード利用分と相殺され、返金額のほうが多い場合は差額がカードの支払い口座に入金されます。
PLATINUMからGOLDへダウングレードした場合、PLATINUMの年会費は返金されますが、あらためてGOLDの年会費が請求されます。金額と条件は公式の返金案内ページで最新の内容を確認してください。
返金の対象になるかを確かめたうえで、続けるか移るかを決めたい方はdカードGOLDからの乗り換え先をご覧ください。ドコモ料金で年会費を回収できるかを基準に、5パターンに分けています。
結局、損するのは誰?どうすべき?
ここまでを整理すると、2026年の変更ではっきり影響を受けるのは「公共料金をdカードで払い、ポイ活MAXを使い込んでいた人」です。逆に、ふだんの買い物中心で公共料金を分けている人なら、影響はそれほど大きくありません。
まずは自分が「影響の大きい側」か「小さい側」かを見極めることが先決です。
大切なのは、「改悪だから即解約」と慌てないこと。自分の使い方に当てはめて、影響が大きいなら対策(公共料金を別カードに、メインを高還元カードに)を、小さいならそのまま使い続ける——この冷静な判断が、いちばん損をしません。
乗り換えを検討するなら、解約のベストタイミングはクレカを解約するベストなタイミングにまとめています。なお、ドコモ以外でも2026年は各社で改定が相次いでいます。全体像はクレジットカード改悪まとめもあわせてどうぞ。
年間利用特典で得している方(そのまま継続がお得な層)も、公共料金の分散だけは検討の余地があります。一連の変更で「ドコモ経済圏に集約し続けるか」を見直すなら、まず決済先の分散から。
経済圏の変更に家計全体が振り回されないための現実的な備えです。
コンビニ・飲食店中心なら、スマホのタッチ決済で最大7%還元の三井住友カード(NL)(年会費無料)、公共料金の受け皿なら、年会費無料のまま公共料金でも1.2%還元を維持しているリクルートカードが定番です。
それぞれの条件と申込先は、乗り換え先3択にまとめています。
よくある質問
dカードGOLDの年間利用特典は改悪されましたか?
はい、2025年配布分から改悪されています。100万円特典が11,000円→10,000円に減額、200万円特典(22,000円相当)が廃止されました。
2026年度配布分も、GOLDは100万円以上で最大10,000円相当のままで、200万円以上の上位区分はdカード PLATINUMだけにあります。年間200万円前後を使っていた方は、現在の特典内容を一度確認することをおすすめします。
dカードは解約したほうがいいですか?
一概には言えません。公共料金をdカードで払っていてポイ活MAXも活用していた人は、対策や乗り換えの検討に値します。ですが、日常決済中心の人には影響が小さいため、慌てて解約する必要はありません。
まず自分の使い方への影響を確認しましょう。
公共料金の還元率が下がったぶん、どう対策すればいいですか?
公共料金だけを0.5%以下に下がらない別の高還元カードに分けるか、ドコモでんき・ENEOSでんき等の対象外サービスに切り替えるのが有効です。日常の決済は1.0%が維持されているので、すべてを乗り換える必要はありません。
アプリを更新しないとどうなりますか?
2026年7月1日以降、古いアプリではバーコードでのdポイント利用ができなくなります。お店でポイントが使えなくなるため、最新版への更新が必要です。古い端末の場合は対応状況も確認しておくと安心です。
dカードプラチナも改悪されましたか?
はい。公共料金の還元率半減(1.0%→0.5%・2026年2月〜)はdカードプラチナも対象です。
年間利用額特典は100万円以上10,000円相当・200万円以上20,000円相当・300万円以上30,000円相当・400万円以上40,000円相当の段階制で、GOLD(100万円以上で最大10,000円相当)にはない200万円以上の区分がプラチナの強みですが、公共料金の還元半減自体は他のdカードと同じ影響を受けます。
さらに9月1日の発表で、ドコモでんきGreen(2026年10月利用分から)とドコモ光(2026年12月利用分から)の進呈率が下がり、入会時に最大の進呈率になる期間も12か月から2か月に短くなります。
dポイントマーケットはもう使えませんか?
はい。2026年7月28日(火)正午でサービスを終了しました。
ネットショッピングで高い還元を狙う場合は、ほかの経路を使う必要があります。
dカード PLATINUMやGOLDの年会費は返金してもらえますか?
A. 条件を満たせば返金されます。
2026年9月30日までにdカード PLATINUMの本会員だった人と、dカード GOLDの本会員で「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「eximo ポイ活」「ahamoポイ活」のいずれかを契約していた人が対象です。
公式ページからのエントリーと、解約またはダウングレードの手続きを2026年12月31日23時59分までに済ませる必要があります。
返金額は残りの月数に応じた按分で、前回支払った年会費を12で割った額に残月数を掛けて計算されます。
dカードの還元率半減で、年間いくら減りますか?
A. 公共料金と通常の決済がどちらも1.0%から0.5%に下がるため、減る分は年間のカード利用額の0.5%です。
公共料金を含めて月10万円を払っている人なら年間6,000ポイント分、月5万円なら3,000ポイント分が目安です。ただしd払いの支払い方法をdカードにすれば200円ごとに2ポイントとなり、実質1.0%を維持できます。
dカード改悪はいつから何が変わりますか?
施行済みの変更は、2026年2月の公共料金の還元率半減(1.0%→0.5%)、3月末の年会費無料dカードの付帯保険終了、4月のドコモポイ活MAXの縮小です。
続いて7月にアプリ更新の必須化とdポイントマーケット終了、9月にd払い特典の上限200ポイント化がありました。
これから変わるのは、2026年10月利用分からdカード PLATINUMのドコモでんきGreen、12月利用分からPLATINUMのドコモ光とポイ活プランの計算対象額です。
2027年1月利用分からは一般のdカードの通常決済が0.5%になり、1年間未利用なら年会費1,650円がかかります。GOLD・GOLD U・PLATINUMは、この還元率半減の対象外です。
ドコモ改悪はdポイントそのものも対象ですか?
dポイントの価値(1ポイント=1円相当)は変わっていません。下がったのは「貯まり方」で、公共料金の還元半減とポイ活MAXの縮小、d払い特典の上限化が該当します。
加えてdポイントマーケットの終了とアプリ更新の必須化で「使い方」の条件が変わりました。ポイント制度の廃止や切り下げではなく、獲得条件と利用条件の変更の積み重ねです。
ポイ活プランでもらえるポイントは減りますか?
A. 2026年12月利用分から、ポイントの計算対象額が「割引後の料金」から「割引後の料金からポイ活特典の進呈分を差し引いた金額」に変わるため、減ります。
公式の計算例(ドコモ ポイ活 MAX・ポイ活特典3,500ポイント)では対象額が7,680円から4,180円に下がり、この条件ならdカード PLATINUMで月600ポイント、GOLDで月300ポイント減る計算です。
年会費無料のdカードの保険はなくなりましたか?
A. はい。29歳以下向けの国内・海外旅行保険と、お買物あんしん保険は、2026年3月31日で終了しました。dカード GOLD U・GOLD・PLATINUMの保険は変わりません。
【筆者の場合】ドコモ経済圏から抜けた側の実感
私自身は、いまドコモの回線もdカードも持っていません。携帯会社を何度か乗り換えたうえで今の形になっていて、乗り換えの理由はいつも料金でした。改悪が嫌になって出た、という話ではありません。
dポイントは残高を使い切ってから抜けました。ここだけは先にやっておいたほうがいいと思います。
抜けてみて一番強く感じたのは、手続きそのものより手続きのページを見つけるほうが難しいということでした。解約や転出の入口は、契約中のサービスの案内に比べると明らかに見つけにくい場所にあります。
慣れていない人ほど、ここで時間を取られます。動くと決めたなら、まず「どのページから手続きするのか」を先に確定させてから、条件の比較に入るほうが早く終わります。
そのうえで言えば、慌てて解約する必要はありません。上の表で自分の減少額を出して、それが年会費や手間に見合うかどうかを見てから決めれば十分です。
d払いから「QR決済ごと」乗り換えるなら|楽天ペイ・PayPay・au PAYの選び方
ここまでは「どのカードで払うか」の話でした。もうひとつ、d払いというアプリ自体を使い続けるかどうかという選択肢もあります。
2026年9月1日に施行されたd払い特典の変更(上限200ポイント)が自分にどれくらい効くかは、d払いの上限200ptは月いくら使うと届く?で試算できます。
そのうえで移り先を考えるなら、楽天ペイ・PayPay・au PAYの3つを「紐づけるカード」「向いている人」「まずやること」で並べておきます。
楽天ペイ|楽天カードを紐づけて使うのが基本
- 紐づけるカード:楽天カードを紐づける形が基本です。
- 向いている人:楽天市場や楽天証券など、すでに楽天のサービスを使っている人。
- まずやること:紐づけるカードを先に用意してから、アプリを切り替える。
手持ちに紐づけたいカードがなく、楽天ペイを軸にする場合は、カードの用意が先になります。付与条件は変更されることがあるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。
楽天カードの条件と申込先は、乗り換え先3択にまとめています。
PayPay|他社クレカの従来方式が2026年8月末で終了
- 紐づけるカード:2026年8月末で他社クレジットカードの従来方式が終了し、2026年9月以降は「他社カード利用券」を前払いで購入する二段階方式になっています。三井住友カードが発行する個人向けカードは例外で、従来どおりの扱いが続くとされています。
- 向いている人:普段の買い物でPayPayが使える場面が多い人。
- まずやること:自分のカードが例外に当たるかを確認する。詳しくはPayPayで他社クレカが使えなくなった|2026年9月からの対策と例外カードとPayPay・PayPayカード改悪まとめに整理しています。
移行の内容は今後変わる可能性があるため、切り替え前に最新の案内を公式サイトでご確認ください。
au PAY|au PAYカードとの組み合わせが基本
- 紐づけるカード:au PAYカードと組み合わせる形が基本です。
- 向いている人:通信をauやUQに寄せていて、支払いも同じ系列にまとめたい人。
- まずやること:最新の付与条件を公式サイトで確認してから移る。
「乗り換えない」も選択肢になる人
分かれ目は回線です。ドコモ回線を使い続けていて回線側の特典が残っているなら、アプリごと引っ越すより、影響の大きい支払いだけを組み替えるほうが手間が少なく済みます。
回線が他社の人は回線側の特典が効かない分、移行を検討しやすい立場です。なお回線とは別に、2026年8月20日に始まった「ドコモの銀行」のdカード引落特典のように、上向いた条件もあります。
並べて見えてくるのは、どのQR決済もアプリ単体でお得なのではなく、裏側のカードやグループのサービスとセットで還元が組み立てられているということです。
グループ側の方針が変われば条件も動きます。乗り換えは今回の影響を減らす手段であって、条件変更から逃げ切る方法ではありません。
どのカードをどのアプリに紐づけるかはQRコード決済とカードの組み合わせ完全ガイド、使い分けの線引きはキャッシュレス決済の使い分け完全ガイドで整理しています。
そのうえで、アプリの下で実際に還元を生むカードそのものを見直したい場合は、次の章の候補が選択肢になります。
dカードから乗り換える?支払い先で選ぶ3枚の比較
カードを追加する前に、直近の明細を「公共料金」「対象のコンビニ・飲食店」「それ以外」に分けてください。年会費無料でも、得意な支払い先は異なります。以下は通常利用の条件を軸にした比較で、入会特典は含めていません。
| 主な用途・候補 | 選ぶ条件 | 注意点 | 詳しく確認 |
|---|---|---|---|
| 公共料金・一般の買い物 リクルートカード | 通常1.2%還元。年会費無料で、固定費の支払い先を分けたい方の候補 | 支払い先のカード対応とポイント対象を確認。年会費・手数料や一部チャージなどは対象外。この記事で案内する入会特典はJCB限定 | 還元とポイントの使い道 入会特典の対象・受取期限 |
| 対象のコンビニ・飲食店 三井住友カード(NL) | 年会費永年無料。対象店舗でスマホのタッチ決済などを使う方の候補 | 通常還元は0.5%。公共料金の還元改善を目的とした追加には向かない。対象店の7%還元は通常分込みで、現物カードのタッチ決済やiDは対象外 | 対象店舗・スマホ・支払い方の条件 |
| 一般の買い物・楽天サービス 楽天カード | 通常1%還元、年会費永年無料。楽天ポイントを日常的に使う方の候補 | 一部の公共料金は500円につき1ポイント。公共料金を移す前に支払い先別の還元率を確認。過去の発行履歴や2枚目では新規入会特典の対象外 | 初めて申し込む方の条件・利用期限 |
全部を移す必要はありません。dカードに残す特典や支払いがあるなら、対象店舗用・公共料金用だけを分ける方法もあります。既存カードで同じ条件を満たせる方は、新しいカードを追加せず使い分けから始められます。
年間の差を見積もるときは「移す予定の対象支出額×還元率の差」を目安にし、手数料・対象外支払い・失う特典を差し引いてください。カード追加後は引落口座と支払い日も管理する必要があります。
そのほかの候補はJCB CARD W、au PAYカードの解説をご覧ください。各カードの公式の確認元は、記事末の「出典」にまとめています。
上の比較で候補を決めたら、申込先は乗り換え先3択から進めます。
まとめ:「改悪」と決めつけず、自分の使い方で判断する
2026年のドコモ経済圏の変更は、良くなった点と悪くなった点が混在しています。公共料金の還元半減やポイ活MAX縮小は痛い一方、補償の上限アップやセキュリティ強化のように前向きな面もあります。
大事なのは、ニュースの「改悪」という言葉に振り回されず、自分の使い方に当てはめて、影響が大きければ対策、小さければ継続と冷静に判断することです。
なお、ふるさと納税の支払いでも還元率を維持したい場合はクレカでふるさと納税を最大化する方法も参考にしてください。
もし「これを機にメインカードを見直したい」と感じたら、ふだんの決済で安定して高還元の1枚に集約するのがおすすめです。自分に合うカードを比べてみてください。
ドコモ経済圏から乗り換えを検討するなら
公共料金の還元が半減したdカードから移るなら、楽天経済圏への移行には楽天カード、公共料金を含めて通常1.2%を保ちたいならリクルートカードが候補になります。
対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を多く使う方は三井住友カード(NL)も選択肢ですが、通常還元率は0.5%なので公共料金の代わりにはなりません。いずれも年会費は永年無料です。
なお、ドコモ経済圏の見直しはカードだけでなく毎月の携帯料金とセットで考えると効果が大きくなります。回線側の選択肢はahamo・楽天モバイル・日本通信SIM比較で、大手3社から乗り換えた実体験をもとに整理しています。
あわせて、ドコモの携帯料金は2026年12月1日から値上げされます。プラン別の上げ幅と、回線を見直すときの判断はドコモの値上げ【2026年12月1日】の内容と影響額にまとめています。
出典(公式サイトの確認元)
比較表の条件は次の公式ページで確認しました(2026年9月7日確認):リクルートカードの機能、三井住友カード(NL)の条件、楽天カードの還元率が異なる支払い先。


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