2026年に入ってから、主要なクレジットカードで「改悪」と呼ばれる特典の縮小・還元率の引き下げが相次いでいます。特に公共料金や税金の支払いに対するポイント還元率の引き下げは、複数のカードで共通して進んでいる動きです。
この記事では、2026年の主なカード改悪を一覧でまとめ、利用者がすぐにやるべき対策を解説します。(2026年10月25日時点の最新情報に更新しました。)
下の一覧は、公式発表を1件ずつ確認しながら継続して更新している独自集計です。出典として引用・リンクしていただいて構いません(引用の際はこのページへのリンクを添えてください)。
この記事はこんな悩みを解決します
- ✓ 自分のカードが改悪されていないか心配
- ✓ 改悪が続くなかで、どういうカードの持ち方が正解か知りたい
読み終える頃には、2026年の主な改悪一覧と損しないための3つの対策がわかります。
- 先に結論:2026年の主なカード改悪一覧
- 【2026年10月25日時点】直近で実施された変更と、まだ間に合う期限
- PayPayカード・PayPayカード ゴールドの改悪(2026年6月2日)
- dカードの3つの変更点(2026年1〜3月)
- 三井住友カード ゴールド(NL)の集計ルール変更(2026年3月)
- セゾンカード・UCプラチナのラウンジ改悪
- プライオリティパス 国内施設利用の廃止(2025年〜各社順次)
- セゾンカードの電子マネーチャージ・マイル特典の改定
- マネックスカードは「改悪」と「改善」の両方
- なぜ2026年に改悪が相次ぐのか
- 改悪時代に損をしないための3つの対策
- 改悪後も持つ価値が残る人
- 改悪の影響が大きい人
- 解約・乗り換えを検討すべきケース
- 改悪に強い乗り換え先と、そのメリット
- よくある質問
- まとめ:改悪に振り回されないカードの持ち方を
- 関連記事
先に結論:2026年の主なカード改悪一覧
| カード | 主な改悪内容 | 時期 |
|---|---|---|
| PayPayカード | 公共料金0.5%へ・ポイント払い分は対象外・他社チャージ0% | 2026/6/2 |
| PayPayカード ゴールド | +0.5%上乗せ特典が「年間利用特典」に変更 | 2026/6/2 |
| dカード | 公共料金0.5%へ・ケータイ補償に自己負担導入・一部保険終了 | 2026/1〜3 |
| dカード(一般) | 通常決済も100円1pt→200円1pt(0.5%)へ。前年度未利用なら年会費1,650円(GOLD以上は対象外・9/1発表)→詳細 | 2027/1〜 |
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 100万円集計の対象から積立・電子マネーチャージを除外 | 2026/3/1 |
| セゾンカード | 国内空港ラウンジが年6回までに制限 | 2026 |
| UCプラチナ | プライオリティパスの国内利用制限 | 2025/4〜 |
| マネックスカード | 投信積立の還元にショッピング利用条件追加(年会費は無料化) | 2026/10 |
| 楽天プレミアムカード | PPパス国内空港レストラン利用廃止 | 2025/1 |
| 三井住友・JCB・UC・ダイナース系 | PPパス国内空港レストラン利用廃止 | 2025/4 |
| PayPay(他社カード利用) | 他社クレカ紐づけ決済が終了予定→「他社カード利用券」へ | 2026/8末 |
| プライオリティパス | カード型会員証が終了(アプリのみに) | 2026/7/31 |
| apollostation THE PLATINUM | PP無料利用が年30回→年5回へ | 2026/8/3 |
| dポイント | dポイントマーケットがサービス終了 | 2026/7/28 |
| 住信SBIネット銀行(ドコモの銀行) | dアカウント連携開始。連携するとスマプロポイントはdポイントへ切替(元に戻せない・現金/JALマイル交換は連携前まで) | 2026/8/20 |
| d払い | d払い特典の月間上限がランクに関わらず一律200ptへ。dカード支払い特典のポイントは期間・用途限定(進呈から94日)に | 2026/9/1 |
| イオンカード | 毎月10日の「AEON CARD Wポイントデー」(WAON POINT 2倍)が終了。イオンサポートサービスは新規受付が9/30で終了済み・提供は2027/11/30まで(8/31告知) | 2026/12/10 |
| エムアイカード プラス プラチナ | 「エムアイカード プラス ザ・ワン」へ。年会費55,000円→77,000円(2027/2以降の入会月の請求から) | 2027/2〜 |
| ローソンPontaプラス | 1年間クレジット利用がないと「カードサービス手数料」2,200円(判定期間は有効期限月ごとに2026/4/16から順次開始) | 2027/6〜 |
全体を見ると、「公共料金・税金のポイント還元率を下げる」「ポイントの二重取りや抜け道を塞ぐ」という方向性が共通しています。以下、カードごとに詳しく見ていきます。
【2026年10月25日時点】直近で実施された変更と、まだ間に合う期限
この夏の変更は、9月1日でひと通り出そろいました。
PayPayの他社カード直接支払い終了(8月末)、ドコモの銀行のdアカウント連携開始(8月20日)、d払い特典の上限変更とNURO光の値上げ(いずれも9月1日)——これらはすべて施行済みです。
これから始まる変更は、一覧の先頭にまとめています。近いところでは、ロイヤルホストの楽天ポイント取扱い終了が10月28日、ライフカードの規定改定が11月1日、アメックスの紙の明細書の手数料が11月2日の締め日からです。NURO光の解約金免除(移行期間)は申請が9月30日で締め切られ、申請した人は10月31日までに解約を完了する必要があります。10月16日には、三菱UFJニコス(MDCマークのカード)の手数料の改定と、セブンカードのたばこのポイント除外が始まりました。2027年からの変更(auひかり(au one net)の月額330円値上げ、エムアイカード プラス プラチナの年会費改定、ローソンPontaプラスのカードサービス手数料)も、12月10日の項目の次に入れています。すでに実施された分も、心当たりがあれば設定や使い方の見直しが必要なので、あわせて確認してください。
SoftBank光も、2026年12月以降、一律330円の値上げが決まっています(10ギガプランは対象外。2年・5年の自動更新プランは、12月1日以降に来る契約期間満了月の翌月から)。PayPayカードで払い、請求方法を「携帯電話と合算請求」か「ソフトバンク請求」にすれば、光回線は値上げ前と同額に戻せます。条件はソフトバンク光 値上げ330円の対処法で確認してください。
- 【11月1日〜】ライフカードの「保障されないケース」に2項目が追加:カードの紛失・盗難で不正利用された場合の保障について、①カード会社や警察への届出・損害報告書で虚偽の申告をした、または重要事項を告知しなかった場合 ②複数回にわたり被害に遭い、その被害が会員の過失によるとライフカードが認めた場合 の2つが保障対象外に加わります(ライフカード 9月14日発表)。あわせてETCカード規定も改定され、「車載機に挿入した状態」で紛失・盗難に遭った場合が重大な過失にあたることが明記されます。なお「車内に放置していた場合は重大な過失」という扱いは現行の規定にもすでにあり、今回は新設ではなく明確化です。ETCカードの挿しっぱなしは、いまの時点でも保障されないリスクがあります。
- 【11月2日の締め日から】アメックスの紙の明細書が1通220円に:紙の明細書を郵送で受け取っている人は、明細書が発行された月ごとに220円(税込)の手数料がかかります。オンライン明細に切り替えれば手数料はかかりません。プラチナ、ビジネス・プラチナ、ペルソナアメックス、アメックス・ブルー、アメックスのBLUEは対象外です。カードを使っていない月でも、年会費・月会費の請求があり紙の明細を設定していれば手数料がかかります。
- 【12月10日〜】エムアイカードのアメリカン・エキスプレスブランドが海外事務手数料を引き上げ:外貨でのショッピングにかかる事務処理経費(いわゆる海外事務手数料)が0.25%(税込)から3.85%(税込)になります。3.85%にはアメリカン・エキスプレスが定める外貨取扱手数料0.25%が含まれています。2026年12月10日以降にカード会社が処理した利用分が対象で、利用日ではなく処理日が基準なので、12月10日より前に使った分でも新しい手数料率になることがあります。日本語のネット通販でも決済通貨が外貨なら対象です(エムアイカード 9月17日発表)。他社の率は海外事務手数料はいくら?主要5社の比較で確認できます。
- 【2027年1月利用分〜】auひかり(au one net)が月額330円の値上げ。既存契約者も対象:auひかりはプロバイダを選んで契約する回線で、今回の値上げはKDDIのプロバイダ「au one net」で契約している人(すでに使っている人を含む)に適用されます。自分のプロバイダは契約時の書面で確認できます。月額が2027年1月利用分(2月請求分)から330円(税込)上がります。auひかりプラス、ホーム(RF)、マンション一括型、マンション タイプF(S)は対象外です。公式の例では、ホーム1ギガ(3年契約)の1年目が5,610円→5,940円、マンション タイプV 16契約型が4,180円→4,510円(VDSLモデムのレンタル料440円を含む)です。いずれも口座振替かクレジットカード払いの110円割引を引いた額で、対象プランの一覧はKDDIのリリースに付いているPDFにあります。BIGLOBEやSo-netなどほかのプロバイダのauひかりは今回の発表に含まれていないので、契約先の案内で確認してください。値上げを機にやめる場合は、2026年11月1日〜2027年1月31日に解約を申し出て、2027年2月28日までに手続きが完了すれば契約解除料はかかりません(手続き方法は10月下旬に案内予定)。値上げと同じ2027年1月1日には「auひかり でんきセット割」も始まります。auでんき(オール電化プラン・ecoプランを含む)と、auひかりのWi-Fiパック(またはおうちどこでもWi-Fi)を使っていて請求をまとめている人が対象です。毎月25日時点で条件を満たしていれば自動で適用され、Wi-Fiパックなどの月額から、値上げ分と同じ330円が最大24か月、25か月目以降は110円引かれます(KDDI・au公式 10月16日発表)。
- 【2027年2月〜】エムアイカード プラス プラチナが「エムアイカード プラス ザ・ワン」に。年会費は55,000円→77,000円:2027年1月31日時点のプラチナ会員に、2027年2月から順次新しいカードが届きます。年会費は毎年、入会月に請求されます。2027年2月以降に来る入会月の請求から77,000円(税込)です(東京建物 ブリリア版は60,500円→82,500円)。たとえば入会月が3月の人は2027年3月の請求から、1月の人は2028年1月の請求からです(入会月はカード表面の有効期限の月と同じです)。家族カードの年会費は変わりません。特典の内容も2027年2月にリニューアルされるので、公式の案内で確認してください。ほかのカードへの切り替えや退会を考える人は、自分の入会月の請求が来る前に、10月下旬に届く案内に書かれた問い合わせ先に連絡してください(エムアイカード 10月16日発表)。
- 【2027年6月〜】ローソンPontaプラスは1年間クレジット利用がないと「カードサービス手数料」2,200円:1年間の判定期間に、ショッピング・キャッシング・カードローンのどれも使わなかった会員から、判定期間の翌々月の10日に2,200円(税込)が口座引き落としされます。判定期間はカード表面の有効期限の月で決まり、有効期限が8〜10月以外のカードはすでに始まっています。有効期限が11月・1月のカードは2026年4月16日〜2027年4月15日が判定期間で、初回の引き落としは2027年6月10日です。2〜4月のカードは2026年7月16日から、5〜7月は2026年10月16日から、8〜10月は2027年1月16日からの1年間です(有効期限に12月はありません)。期間内に1円以上使うか、期間内に来る支払日(約定日)に支払いがあれば手数料はかかりません(繰り上げ返済や遅れた支払いは数えません)。ETCカードや公共料金のように売上伝票の到着が遅い利用は、集計時点でローソン銀行に届いていないと数えられないことがあるので、期限間際の1回で済ませず早めに使ってください。Pontaカードとしてポイントをためる・つかうだけではクレジット利用に含まれず、手数料の対象になります。使う予定がなく手数料を避けたい人は、判定期間内に退会すれば手数料はかかりません(退会するとためたPontaポイントは使えなくなるので、退会前に使い切ってください)。対象の人にはメール・SMS・郵便で引き落とし前に個別に連絡がありますが、連絡を待たずに自分のカードの有効期限の月から判定期間を確かめておくのが確実です(ローソン銀行 10月13日発表)。
- 【10月1日〜順次】Orico Card THE PLATINUM・THE GOLD PRIMEがiD・QUICPayの搭載を終了:新規発行は10月1日発行分から、iDとQUICPayが付かないカードになりました。いま持っている人も、2026年12月11日以降に再発行するカード(受付が12月10日以前でも、処理が11日以降なら対象)と、2027年2月以降に届く更新カードから付かなくなり、カードのタッチ決済だけになります。手元のカードのiDは有効期限まで使え、QUICPayの利用終了時期はオリコが別途案内するとしています(オリコ 10月1日付のお知らせ)。カード本体のiD・QUICPayで払っている人は、おサイフケータイのiDモバイルか、Apple Pay・Google PayのQUICPayに設定すれば、引き続き払えます。
- 【新規設定は9月30日13時で締め切り】楽天カードタッチ決済(Android)が終了へ:楽天ペイアプリから設定するAndroid向けのタッチ決済が、2027年1月中旬〜2月中旬頃に終了します。新規の設定は2026年9月30日13時で締め切られました。Apple Pay・Google Pay(QUICPay)・カード本体のタッチ決済は対象外です。詳細は楽天カードタッチ決済が終了へ|いつまで使える?残る支払い方法と今やることにまとめました。
- 【10月28日まで】ロイヤルホストで楽天ポイントの取扱いが終了:2026年10月28日をもって、ロイヤルホストでの楽天ポイントの付与・利用が終わります(ロイヤルホスト 8月31日発表)。すでに貯めた楽天ポイントは失効せず、ほかの加盟店で使えます。
- 【実施済み・適用日は非公表】アメックスは「さとふるチャージポイント」へのチャージがポイント対象外、行政機関での支払いは200円で1ポイント:公式の「ポイント加算対象外/還元率の異なるご利用」の一覧に、ふるさと納税サイト「さとふる」の「さとふるチャージポイント」へのチャージが載っています(2026年10月25日に確認)。区分はポイント加算対象外です。「行政機関でのお支払い等」は公金の区分で、電力・ガス・税金と同じ扱いです。センチュリオン・ラインなど多くのカードでは200円ごとに1ポイント(通常の100円ごとに1ポイントの半分)になります。ふるさと納税の寄附金そのものも、同じ一覧でこの区分です。アメックスは追加・変更の時期について「システム等の理由により開示を控えさせていただいています」としているため、いつから適用されたかは公式ページに書かれていません。カードの種類によって区分が異なることがあるので、公式ページで自分のカードの一覧を確認してください。
- 【実施済み】三菱UFJニコスがカード再発行手数料とETCカード発行手数料を10月1日・16日から改定:クレジットカード・ETCカードの再発行手数料が1枚1,100円から1,650円(税込)に上がり、これまでクレジットカードの再発行が無料だったゴールド・プラチナなども1,650円になりました。ETCカードの新規発行手数料も、一般カードは1,100円から1,650円に、これまで無料だったゴールドなどの上位カードも1,650円になりました。NICOSカードは2026年10月1日から、MDCマークのカード(旧MUFGカード・旧DCカード)は10月16日からで、カード会社が発券処理をした日が基準です(三菱UFJニコス 7月1日発表)。JAカード・apollostationなど一部の提携カードは、これとは別の金額です(三菱UFJニコスの同じ日の別のお知らせに一覧があります)。
- 【実施済み】セブンカードはセブン-イレブンでのたばこ購入が10月16日からポイント対象外に:セブンカード(セブンカード・プラスなど)のクレジット決済は、セブン-イレブンで200円(税込)ごとに2ポイントが付きますが、2026年10月16日からたばこの購入額はこの計算から除かれました(セブン・カードサービス 9月15日発表)。たばこ以外の買い物のポイントは変わりません。
- 【実施済み】AppleがiPhoneなどの国内価格を9月10日に値上げ:iPhone 17(256GB)は142,800円から159,800円になりました。分割で買うなら手数料を0円にできる払い方があり、三井住友カードで分割したときの500 Vポイント特典(エントリーが必要)は10月31日までです。条件と取りこぼしやすい点はiPhoneを分割手数料0円で買う方法へ
- 【実施済み】WiMAX各社が10月利用分から既存契約者も値上げ:GMOとくとくBB・BIGLOBE・カシモ・Broad・ASAHIネットのWiMAXが、10月利用分から月220〜630円上がりました。解約金が無料になる期限(GMOとくとくBBは9月20日、BIGLOBEは9月30日)は過ぎています。詳細はWiMAX値上げ【2026年10月】5社の値上げ額と解約金無料の期限へ
- 【実施済み】アメックス・プラチナの海外旅行傷害保険が10月1日から利用付帯に:10月1日以降は、旅行代金をプラチナ・カードで払った場合だけ補償されます。あわせて、2 for 1 ダイニング by 招待日和は9月30日の来店分で終了し、ゴルフ保険は9月30日15時59分までに起きた事故が最後の対象でした。法人向けのビジネス・プラチナ・カードも、2027年2月1日以降に出発する旅行から、旅行代金をカードで払った場合だけ補償される仕組みに変わります(基本カード会員が対象。アメリカン・エキスプレス 9月30日発表)。
- 【実施済み】d払い特典の進呈上限が9月1日から一律200ポイントに:ランクに関わらず月200ptが上限になり、「dカード支払い特典」で進呈されるdポイントは期間・用途限定(進呈日から94日で失効)に変わりました。還元率1.0%なら月2万円、0.5%なら月4万円を超えて使っていた人が影響を受けます。詳細はd払いの上限200ptは月いくら使うと届く?へ
- 【実施済み】NURO光の月額基本料金が改定:プランによって月210〜570円の値上げが9月1日に施行されました。既存契約者も9月利用分から自動で新料金になっています。契約解除料が免除される「移行期間」の申請は9月30日で終了しました(解約完了は10月31日まで)。詳細はNURO光の値上げは改悪か|プラン別の上げ幅と、いま解約すると何がかかるかへ
- 【実施済み】PayPayの他社クレカ紐づけ決済が8月末で終了:7月1日から代替の「他社カード利用券」(1万円分〜20万円分の5種類・3Dセキュア必須)へ移行済み。三井住友カード発行カードは例外的に従来方式を継続できます。詳細と5つの対策はPayPayで他社クレカが使えなくなった|2026年9月からの対策と例外カードへ
- 【実施済み】セゾンカードのnanacoポイント二重取りが8月10日利用分で終了:nanaco番号を登録するとセブン-イレブンで永久不滅ポイントとnanacoポイントが同時に貯まるサービスが、2026年8月10日の利用分をもって対象終了となりました。8月11日以降は永久不滅ポイントのみが貯まります。詳細はセゾンカードはインターナショナルとデジタルどっち?へ
- 【実施済み】楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージ上限が8月1日から月10万円→月1万円に:毎月1日から末日までの合計で判定されます。チャージ済み残高の利用と楽天Edyでの店頭決済は変更なしで、影響を受けるのはEdy経由で資金を移していた人だけです。詳細は楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージが月1万円までにへ
- 【実施済み】プライオリティパスのカード型会員証が7月31日で終了(出光系は当初予定の10月末から前倒し):8月以降はアプリのデジタル会員証のみ。あわせてapollostation THE PLATINUMは8月3日から無料利用が年30回→年5回に縮小されます。カード別の状況はプライオリティパス改悪まとめへ
- 【実施済み】dポイントマーケットが7月28日正午で終了:最大20%還元をうたったネットショッピングサービスが開始2年足らずで撤退。宿泊・航空券などの予約系は駆け込み利用でもポイント対象外になる可能性があります。詳細はドコモ経済圏の改悪まとめへ
PayPayカード・PayPayカード ゴールドの改悪(2026年6月2日)
PayPayカードでは2026年6月2日から、①ポイントで支払った分は還元の対象外、②公共料金・税金の還元率が1.0%から0.5%へ半減、③モバイルSuicaなど他社チャージへの還元が0%、④本人確認(eKYC)が未完了だとポイント付与の対象外、という4つの変更が実施されました。
さらにPayPayカード ゴールドでは、これまでの+0.5%上乗せ特典が「年間100万円以上の利用で11,000ポイント」という年間利用特典に変更されています。
変更点と具体的な対策は、別記事で詳しく解説しています。
PayPayカードの還元条件を見て持ち方を見直したい方には、切り替え先の一つとして三井住友カード(NL)があります。年会費は無料で、対象のコンビニ・飲食店ではスマホのタッチ決済で最大7%還元(条件あり)の対象になります。
公共料金の還元率を取り戻す用途というより、日常の買い物で貯めやすい1枚として検討する形です。最新の条件は公式サイトで確認してください。
dカードの3つの変更点(2026年1〜3月)
dカードでは2026年に入って、3つの見直しが行われました。1つ目は、電気・ガス・水道や一部税金など公共料金の還元率が1.0%から0.5%へ半減した点です(2026年2月)。
2つ目は、ケータイ補償のリニューアルで、補償の上限額は引き上げられた一方、1回の事故につき15,000円の自己負担が新たに導入されました。
3つ目は、年会費無料のdカードに付帯していた旅行保険・お買い物あんしん保険(29歳以下が対象だったもの)が2026年3月末で終了した点です。
特に29歳以下向けの保険終了は、若年層向けのdカード GOLD Uを検討している方にとって重要な変更点です。
最新の特典内容や、d払い・dポイントも含めた2026年の変更点の詳細はドコモ経済圏の改悪まとめで確認してください。
公共料金の還元率引き下げでdカードの使い方を見直したい方には、切り替え先の一つとして、年会費無料・条件なしで還元率1.2%のリクルートカードがあります。
公共料金の支払い先を移す候補にもなりますが、対象や条件は変わることがあるため、最新の条件は公式サイトで確認してください。
dカードGOLDを持っている方は、ドコモ料金で年会費を回収できているかで、続けるか移るかが決まります。判断基準と乗り換え先はdカードGOLDからの乗り換え先【2026年】5パターンにまとめています。
三井住友カード ゴールド(NL)の集計ルール変更(2026年3月)
年会費が永年無料になる「100万円修行」で人気の三井住友カード ゴールド(NL)も、2026年3月1日から年間100万円の集計対象が変更されました。
具体的には、三井住友カードつみたて投資(SBI証券)や、Edy・WAON・nanaco・モバイルSuica・モバイルPASMOなどの電子マネーチャージが、年間利用額の集計対象から外れています。
私自身、三井住友カード ゴールド(NL)を実際に使って100万円修行を達成していますが、これまで「積立や電子マネーチャージで100万円を埋める」やり方をしていた人にとっては、影響の大きいルール変更です。
今後は実際の買い物やふだんの支払いで100万円を達成する必要があります。修行のやり方や達成後の特典は、以下の記事を参考にしてください。
- 三井住友カードゴールド(NL)完全ガイド|100万円修行の条件と達成後の特典
- クレカ積立完全ガイド|ポイントを貯めながら新NISAを始める方法
- 三井住友カード(NL)の改悪まとめ|100万円集計とVポイントの変更点
- Oliveと三井住友カード(NL)どっち?|2026年2月の改定でOliveは最大8%・NLは最大7%に
セゾンカード・UCプラチナのラウンジ改悪
空港ラウンジ系の特典縮小も続いています。セゾンカードでは、国内空港のカードラウンジ利用が年6回までに制限されました。
また、UCプラチナカードに付帯するプライオリティパスも、2025年4月から国内施設の利用に制限が設けられています。
プライオリティパスは多くのカードで「使い放題」から回数制限へと改定が進んでいます。カード別の最新の回数制限は、以下のまとめ記事で確認できます。
プライオリティパス 国内施設利用の廃止(2025年〜各社順次)
プライオリティパスに付帯する国内空港レストランや温浴施設の利用が、主要カード会社で相次いで廃止されています。これは個別カードの問題ではなく、各発行会社がPPとの契約を変更・終了した動きです。
- 楽天プレミアムカード:2025年1月から国内施設利用廃止(ラウンジのみ)
- 三井住友・JCB・UCカード・ダイナース系:2025年4月から廃止
- セゾンプラチナ系・apollostationカード・エポスプラチナ:まだ利用可能(3時間ルール等あり)
各カードの最新の対応状況はプライオリティパス改悪まとめ2026で詳しくまとめています。
回数が限られるぶん、1回あたりを無駄にしない動き方も重要になります。受付での手順や出るタイミングはプライオリティパスで空港ラウンジに入る当日の流れで解説しています。
セゾンカードの電子マネーチャージ・マイル特典の改定
セゾンカードでは、電子マネーへのチャージで貯まるポイント・マイルの扱いも段階的に縮小されてきました。
2024年7月にチャージ時のポイント還元率が引き下げられ、その後は電子マネーチャージではポイント・マイルが貯まらない方向へと改定が進んでいます。
また、JALマイルを貯める仕組みである「SAISON MILE CLUB」も、一部のカードで有料化(年5,500円)されました。
【2026年7月10日追記】セゾンカードの利用でnanacoポイントが同時に貯まるサービスも、2026年8月末のポイント付与をもって終了すると公式発表されました(最終対象は2026年7月11日〜8月10日の利用分・各種手続きは7月31日12:00まで)。
セブン-イレブンでの二重取りに使っていた方は注意してください。セゾンカードの選び方はインターナショナルとデジタルの比較で解説しています。
【2026年7月11日追記】エポスカードも2026年8月1日から、モバイルSuica・ANA Pay・au PAYなど決済サービスへのチャージがポイント加算の対象外になります。モバイルSuicaの定期券購入も対象です。
詳細はエポスカードのチャージポイント終了まとめで解説しています。
こうした「特定の貯め方」に依存していた人ほど、改定の影響を大きく受けます。裏ワザ的な貯め方を追いかけるより、メインカードに決済を集約してシンプルに貯めるほうが、改悪に振り回されずに済みます。
マネックスカードは「改悪」と「改善」の両方
マネックスカードは2026年10月から、投信つみたてのポイント還元にカードショッピングの利用額条件が追加されます。これは実質的な還元率の引き下げにあたります。
一方で、同時期に年会費が永年無料へと改定される点は改善です。クレカ積立を目的にカードを選ぶ場合は、こうした条件変更を踏まえて比較することが大切です。
なぜ2026年に改悪が相次ぐのか
背景には、カード会社のコスト構造の変化があります。公共料金や税金の支払いは金額が大きい一方、カード会社が加盟店から受け取る手数料は低く設定されているケースが多く、高い還元率を維持するのが難しくなっています。
また、ポイントの二重取りや電子マネーチャージを使った「修行の抜け道」も、収益を圧迫する要因として見直しの対象になっています。
つまり今後も、「コストの大きい支払いの還元率を下げる」「抜け道を塞ぐ」という方向の改定は続くと考えておくのが現実的です。一喜一憂するより、改悪に強いカードの持ち方をしておくことが大切です。
改悪時代に損をしないための3つの対策
①年会費無料・基本還元率の高いカードを軸にする
特定の優待や上乗せ特典に依存したカードは、その特典が改悪されると一気に魅力を失います。年会費が永年無料で、基本還元率そのものが1%以上あるカードを軸にしておけば、個別の特典が変わっても土台が崩れません。
②公共料金は「還元率」で支払い先を選ぶ
公共料金の還元率引き下げは多くのカードで共通の動きです。手持ちのカードで公共料金の還元率が下がったら、まだ高い還元率を維持しているカードに支払いを移すか、そもそもの固定費(通信費など)を見直すほうが効果は大きくなります。
スマホ代はahamo・楽天モバイル・日本通信SIMの実体験比較、光回線は3社乗り換えの実録で、それぞれ実際に乗り換えた結果を書いています。
③ポイントを「追いかける」より「仕組みで貯める」
改悪のたびにお得なカードへ乗り換え続けるのは、手間が大きく長続きしません。決済を1〜2枚のカードに集約し、固定費もまとめてカード払いにしておけば、特別なことをしなくてもポイントが自動で貯まります。
抜け道を狙うより、基本の使い方をしておくほうが、改悪の影響を受けにくくなります。
改悪後も持つ価値が残る人
改悪と聞くと一律に損のように感じますが、使い方によっては引き続き十分にメリットが残るカードも多くあります。次のような人は、慌てて手放す必要はありません。
- 年会費を、利用額や貯まったポイントで相殺できている人
- 空港ラウンジや旅行保険などの特典を、年に複数回しっかり使っている人
- 家族カードをまとめて使い、世帯で還元を集約できている人
- 支払いの中心がタッチ決済で、改悪対象(公共料金など)の比率が小さい人
改悪されたのは多くが「公共料金・税金」や「抜け道的な貯め方」の部分です。日常の買い物やタッチ決済が中心なら、影響は限定的なことも少なくありません。
改悪の影響が大きい人
一方で、次のような使い方をしていた人は、受け取れる還元が目に見えて減っている可能性があります。
- 公共料金・税金をカード払いに集約して還元を得ていた人
- ポイントの二重取りや、電子マネーチャージで「修行」を埋めていた人
- プライオリティパス目的で年会費を払って入会した人
- 特定の上乗せ特典だけを目当てに持っていた人
当てはまる場合は、「そのカードを持ち続ける意味があるか」を一度見直すタイミングです。
解約・乗り換えを検討すべきケース
以下に当てはまるなら、解約や乗り換えを検討する価値があります。
- 改悪で年会費の元が取れなくなった
- 付帯特典の利用頻度がもともと低い
- 他社カードのほうが、自分の使い方では還元率が高い
ただし解約はタイミングを誤ると、年会費の二重払いやポイント失効につながることもあります。損しない手順はクレジットカードの解約タイミング【2026年版】で解説しています。
改悪に強い乗り換え先と、そのメリット
乗り換えるなら、特定の特典に依存せず「年会費無料・基本還元率が高い」カードが、改悪に振り回されにくくおすすめです。自分の使い方に合わせて選んでみてください。
積立投資をクレカ払いにすることで改悪の影響を受けにくいポイントを積み上げる方法もあります。詳しくはクレカ積立完全ガイドをご覧ください。
- 三井住友カード(NL):年会費永年無料。対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済すると高還元
- リクルートカード:年会費無料で基本還元率1.2%と高水準
- au PAYカード:年会費無料でPontaポイントが貯まりやすい
- JCB CARD W:39歳以下なら年会費無料で還元率2倍
これらは年会費無料で維持でき、基本還元率が安定して高く、タッチ決済でポイントが貯まりやすいのが共通の強みです。
改悪が続く時代でも土台が崩れにくく、長く付き合えます。目的別の比較は2026年おすすめクレジットカードランキングでまとめています。
【2026年7月19日追記】カード以外でも大きな変更が控えています。
住信SBIネット銀行が8月3日に「ドコモSMTBネット銀行」へ商号変更し、8月20日からはスマプロポイントがdポイントへ切り替わります(現金・JALマイルへの交換は終了)。
ポイント経済圏をまたぐ変更なので、対象の方は住信SBIネット銀行の変更点まとめで早めの確認をおすすめします。
【2026年8月10日追記】同じ住信SBI系では、アプリ型サービスのV NEOBANKにも2026年11月から改定が入ります。
デビットカードの還元率が1.5%→1.25%、他行からの振込で貯まるポイントが1件20→10ポイントに半減(上限も月500→250ポイント)、円普通預金の残高特典(月末10万円以上で50ポイント)は廃止です。
デビット月3万円・振込月2件・残高10万円以上という使い方なら年間およそ1,740ポイント分の減少になります。
施行は先ですが、預け先やデビットの使い方を変えるなら早いほうが動きやすいので、V NEOBANKの改定内容と今やるべきことで確認しておくとよいでしょう。
よくある質問
Q. 2026年で影響が大きいクレジットカードの改悪は何ですか?
A. PayPayカードの公共料金・税金での還元率引き下げ(1.0%→0.5%)とdカードの公共料金還元半減(1.0%→0.5%)が特に影響が大きい改悪です。日常的な支払いで損をする人が多いため、見直しをおすすめします。
Q. クレジットカードの改悪とは具体的に何が変わることですか?
A. 還元率の引き下げ、特典の縮小・廃止、年会費の値上げ、ポイント付与条件の厳格化など、カード会社がユーザー側に不利な条件変更を行うことを指します。2026年は加盟店手数料をめぐる制度見直しの動きもあり、複数のカード会社で還元率引き下げ・特典縮小が相次いでいます。
Q. dカードの改悪にはどんなものがありますか?
A. 2026年2月から公共料金の還元率が1%から0.5%に半減しました。詳細な変更点は本文の「dカードの3つの変更点」で解説しています。
Q. 改悪が続く中、どのカードを持てばいいですか?
A. 年会費無料で基本還元率の高いカードを軸にするのが改悪に強い持ち方です。特典や上限付きの高還元に依存せず、どこでも使えるシンプルな高還元カードがおすすめです。
Q. プライオリティパスの改悪は全カードで同じですか?
A. カードによって異なります。使い放題を維持しているカードもあれば、年数回に制限されたカードもあります。自分のカードがどの条件に変わったかを個別に確認することが重要です。
Q. クレジットカードの改悪を素早く知る方法はありますか?
A. 各カード会社からメールで事前告知が届くことが多いため、登録メールアドレスを確認しておくことが基本です。また、当サイトのような情報サイトをブックマークしておくと変更点をまとめて確認できます。
まとめ:改悪に振り回されないカードの持ち方を
2026年は公共料金の還元率引き下げを中心に、主要カードで改悪が相次いでいます。しかし、年会費無料で基本還元率の高いカードを軸に、決済を集約して仕組みで貯める使い方をしておけば、個別の改悪に一喜一憂する必要はありません。
まずは手持ちのカードの改悪内容を確認し、必要なら軸となる1枚を見直してみてください。
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改悪の少ない年会費無料カードを選ぶなら
改悪が続く中でも三井住友カード(NL)は年会費永年無料のまま、対象のコンビニ・飲食店ではスマホのタッチ決済で最大7%還元(条件あり)を続けています(基本還元率は0.5%)。
高還元を重視するなら、還元率1.2%が続くリクルートカードも選択肢になります。

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