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資産が伸びるスピードが速くなる方法その③|固定費を削って浮いたお金を作る

プライオリティパス改悪の影響をカード別に確認するイメージ マネーコラム

STEP1でクレカへの決済集約が完了し、STEP2で支出の全体像が見えてきたら、次は「削れる支出を削る」フェーズです。

この記事はこんな悩みを解決します

  • ✓ 節約したいが、毎日の我慢が続かない
  • ✓ 固定費が高い気がするが、どこから削ればいいかわからない

読み終える頃には、一度の手続きで毎月効果が続く固定費削減の手順がわかります。

節約には大きく2種類あります。毎日の努力が必要な「変動費の節約」と、一度手を入れると毎月効果が続く「固定費の削減」です。このSTEP3では、効果が大きく・長続きする固定費の削減に絞って解説します。

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先に結論

  • 固定費削減は一度やれば毎月効果が続く。変動費節約より先にやる価値がある
  • 通信費(スマホ・ネット)の見直しが節約額が最も大きいケースが多い
  • サブスクの棚卸しは月1,000〜3,000円の見えない浪費を防ぐ
  • 削れた分はSTEP4の投資にそのまま回すのが最も合理的な使い方

なぜ固定費を先に削るのか

食費や外食費を削るのは、毎日の行動を変える必要があります。ストレスが生じやすく、続かないこともあります。一方、固定費の見直しは「契約を変える」という一度きりの作業です。

私自身、かつては日々の買い物で少しでも安いものを選ぶことに気を配っていました。ですが冷静に振り返ると、その労力で浮くのは1回あたりジュース1本にも満たない金額で、1年がんばっても千円の差が出れば良いほうでした。同じ「節約」でも、保険や通信費を一度見直すほうが、努力ゼロで毎月効き続けます。小さな我慢を積み重ねるより、固定費を一度だけ見直す——これが自の出した結論です。

節約の種類月の節約効果継続性必要な手間
食費・外食の我慢月3,000〜5,000円続けにくい毎日必要
固定費の見直し月5,000〜15,000円一度でずっと続く最初の1回のみ

家計改善のコスパが最も高いのが固定費削減です。STEP2の見える化で「どこに固定費が眠っているか」が見えているはずなので、そのデータをもとに優先順位をつけて見直します。

削れる固定費の3大カテゴリ

①通信費(スマホ・ネット回線)

固定費削減の中で、最も節約額が大きいのが通信費です。大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のスマホ料金は、月6,000〜10,000円程度になるケースがあります。大手のサブブランド(ahamo・povo・LINEMOなど)に切り替えると、月2,000〜3,000円台になることがほとんどです。さらに格安SIM(MVNO)にすると月1,000〜2,000円台も選択肢に入ります。

プラン種別月額目安回線品質
大手キャリア(ドコモ等)6,000〜10,000円最高水準
サブブランド(ahamo等)2,000〜3,000円大手と同等
格安SIM(MVNO)1,000〜2,000円混雑時に低下の可能性

2人家族で両方を切り替えると、年間10〜15万円の差が出るケースもあります。スマホとネット回線を同じ会社にまとめることでセット割が使えるケースもあるため、現在の契約内容を確認してみましょう。

大手3社・楽天モバイル・格安SIMをすべて実際に使った比較は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ahamoと日本通信SIMどっち?大手3社・楽天から乗り換えた実体験で比較

②サブスクリプションの棚卸し

動画配信・音楽・クラウドストレージ・ゲーム・雑誌読み放題など、サブスクは気づかないうちに増えていることがあります。STEP2の見える化でクレカ明細を確認すると、使っていないサブスクが見つかることがよくあります。

  • 月1,000円以下のサービスを全部書き出す:小額のため見落としがちですが、5〜6個あると月5,000〜6,000円になります
  • 「月に何回使ったか」で判断する:月0〜1回なら解約を検討
  • 重複しているサービスを整理する:音楽が2つ、クラウドが2つ、という重複が見つかることがあります

サブスクは積み重ねると月3,000〜8,000円になっているケースも珍しくありません。使っていないものを解約するだけで、即座に固定費が下がります。残すサブスクは高還元カードに集約して実質割引にするのがおすすめです。

③電気・ガス(プラン比較)

電力自由化・ガス自由化により、今は多くのプランから選べます。比較サービスを使って現在の使用量をもとにシミュレーションすると、年間数千円〜1万円以上の節約になるケースがあります。

ただし、電力会社によっては市場連動型で料金が変動するプランもあります。安定性を重視するなら、固定単価のプランを選ぶか、大手電力会社の割引プランと比較してから判断するのが確実です。

固定費削減の進め方:優先順位

すべてを一気にやろうとすると大変なので、効果が大きいものから順番に対処します。

  1. サブスク棚卸し(今日できる。明細を見ながら30分)
  2. スマホ料金の確認・比較(キャリアのマイページで確認→比較サービスで見積もり)
  3. 電気・ガスの比較(比較サービスで使用量を入力してシミュレーション)

STEP2の家計簿データがあると、どの固定費が高いか一目でわかります。「月1万円以上払っているもの」から優先的に見直すのが効率的です。

削れたお金の行き先を決める

固定費を削れたとき、その分のお金をどこに向けるかがSTEP3の最大のポイントです。

たとえば通信費を月3,000円削れたなら、その3,000円を翌月から積立投資に回す設定に変更します。「固定費削減→その分を自動積立」という仕組みを作ることで、節約が投資に直結します。

節約した分が「使える予算が増えた」になってしまうと、生活水準が上がるだけで資産は増えません。削れた分はそのままSTEP4(クレカ積立・新NISA)に流す仕組みにすることが大切です。

その④|浮いたお金を新NISAの積立投資に回す

固定費見直しチェックリスト

STEP2の家計簿データを見ながら、以下の項目を順にチェックしてみてください。1つでも当てはまれば見直しの余地があります。

  • スマホ料金が月4,000円以上かかっている
  • 大手キャリアを3年以上同じプランで使い続けている
  • 使っていない動画・音楽サブスクが1つ以上ある
  • 同じジャンルのサブスクを重複契約している
  • 電気・ガスを一度も比較したことがない
  • 保険の内容を契約時から見直していない

チェックが付いた項目から手をつければ、効率よく固定費を削減できます。全部を一度にやる必要はなく、効果の大きいスマホ料金から始めるのがおすすめです。

よくある疑問

Q. 格安SIMに替えると繋がりにくくなりませんか?

A. 大手キャリアのサブブランド(ahamo・povo・LINEMO)は同じ回線インフラを使っているため、品質は大手と同等です。一方、MVNOは大手回線を借りているため、昼休みなど混雑時に速度が低下することがあります。品質重視なら大手サブブランドを選ぶと安心です。

Q. 保険の見直しも固定費削減に入りますか?

A. はい、保険料は固定費の中でも見直し余地が大きいことがあります。特に若い世代では、多くの特約がついた過剰な契約になっているケースがあります。ただし保険の見直しは専門性が高く、このシリーズでは通信費・サブスクを優先します。保険については、無料の相談窓口は保険を売る側のビジネスなので頼らず、公的制度を含めてネットで調べて自分で判断するのが基本です。考え方は 夫婦ふたり暮らしに本当に必要な保険だけ で詳しく解説しています。

Q. 固定費の見直しにどれくらい時間がかかりますか?

A. サブスクの棚卸しは30分〜1時間で完了します。スマホの乗り換えは契約手続きを含めて半日程度。電気・ガスの切り替えは申込み自体は15〜30分、切り替わるまで1〜2ヶ月かかります。週末にまとめて取り組むと効率的です。

まとめ:固定費を削って「毎月の余白」を作る

固定費削減のポイントをまとめます。

  • 通信費・サブスク・電気ガスが3大見直しターゲット
  • 固定費を削ると毎月のお金の余白が増える
  • 削れた分は即座にSTEP4の積立額に上乗せする

節約は「我慢」ではなく「仕組みを変える」ことで実現します。固定費の見直しはまさにその典型で、一度やれば以降は何もしなくていい。STEP3が完成したら、次はSTEP4「浮いたお金を投資に回す」に進みます。

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