NURO光が2026年9月1日から月額基本料金を改定します。今使っている人も、9月利用分(10月請求分)から自動的に新料金になります。私のところにも、2ギガのマンションタイプで月385円上がるという案内がメールで届きました。値上げを受ける側として、公式発表をもとにプラン別の新料金と、契約解除料が免除される期限を整理します。
この記事はこんな悩みを解決します
- ✓ 自分のプランがいくら上がるのか知りたい
- ✓ 解約するなら契約解除料はかかるのか、期限はいつまでか知りたい
- ✓ 値上げ後も使い続けるべきか判断したい
読み終える頃には、自分の契約でいくら上がるかと、解約金なしで動ける期限がわかります。
先に結論
- 2026年9月1日から値上げ。上げ幅はプランによって月210円〜570円(税込)
- 今契約している人も対象。9月利用分(10月請求分)から自動で新料金になる
- 契約解除料が免除される制度は2つあり、条件が違う。「移行期間」は9月30日までに申請・10月31日までに解約完了。「初期契約解除」は書面が届いてから8日以内・郵送のみ
- 免除されるのは契約解除料だけ。工事費の残債や契約締結事務手数料3,300円は請求される
- 割引が効いている人は割引額そのものは変わらない
プラン別の新料金一覧(自分の契約がどれか確認する)
ソニーネットワークコミュニケーションズの公式発表にもとづく改定額です。すべて税込表示です。
戸建てタイプ
| プラン | 改定前 | 改定後 | 差額 |
|---|---|---|---|
| NURO 光 One 2ギガ | 5,500円 | 5,720円 | +220円 |
| NURO 光 One 10ギガ | 6,050円 | 6,600円 | +550円 |
| NURO 光 2ギガ(3年契約)/G2T | 5,200円 | 5,720円 | +520円 |
| NURO 光 2ギガ(2年契約)/G2D | 5,700円 | 6,270円 | +570円 |
| NURO 光 2ギガ(契約期間なし)/G2N | 6,100円 | 6,600円 | +500円 |
| NURO 光 G2V | 5,217円 | 5,720円 | +503円 |
| NURO 光 G2(セキュリティ付き) | 7,836円 | 8,360円 | +524円 |
| NURO 光 10ギガ(3年契約) | 5,700円 | 6,270円 | +570円 |
| NURO 光 10ギガ(契約期間なし) | 8,300円 | 8,800円 | +500円 |
マンションタイプ(NURO 光 2ギガ/10ギガ マンション)
| プラン | 改定前 | 改定後 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2ギガ(マンション)タイプS/タイプL | 3,850円 | 4,235円 | +385円 |
| 10ギガ(マンション)タイプS/タイプL | 4,400円 | 4,840円 | +440円 |
NURO 光 for マンション
| プラン | 改定前 | 改定後 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2ギガ(3年契約)/M2T/+4 | 2,210円 | 2,420円 | +210円 |
| 2ギガ(2年契約)/M2D | 2,650円 | 2,970円 | +320円 |
| 2ギガ(契約期間なし)/M2 | 3,090円 | 3,410円 | +320円 |
| 10ギガ(3年契約) | 2,760円 | 3,080円 | +320円 |
| 10ギガ(契約期間なし) | 3,640円 | 3,960円 | +320円 |
NURO 光 でんわ(西日本エリアのみ改定)
東海・関西・中国・九州エリアの「NURO 光 でんわ」は330円→550円(+220円)になります。東日本(北海道・東北・関東エリア)の月額基本料金は変わりません。
自分のプラン名は、NURO 光 マイページにログインして「ご契約内容」の「お申込プラン」で確認できます。旧プラン名(G2・G2V・M2など)で契約している方は、上の表の該当行を見てください。
マンション向けは2系統ある。どちらかで上げ幅が変わる
表を見るときに混同しやすいのがここです。集合住宅向けのプランには「NURO 光 2ギガ(マンション)タイプS/L」と「NURO 光 for マンション」の2系統があり、名前が似ているのに料金も上げ幅も違います。
- 2ギガ(マンション)タイプS/L:3,850円 → 4,235円(+385円)
- for マンション 2ギガ:2,210〜3,090円 → 2,420〜3,410円(+210〜320円)
さらに、建物に専用設備がない集合住宅では、戸建てと同じ「NURO 光 2ギガ」を契約している場合もあります。その場合の上げ幅は月500〜570円と、マンション向けより大きくなります。住まいの種別ではなく、マイページで確認した正式なプラン名で表を見てください。
いつから上がるのか
効力発生日は2026年9月1日(火)です。すでに契約している人も、9月利用分(10月請求分)から改定後の料金になります。手続きは不要で、対象プランの契約者には自動で契約変更手続きが行われます。
同日付で契約約款も改定され、9月上旬ごろに「契約内容変更通知書」が届きます。電子交付に同意している場合はメールまたはSMS、同意していない場合は契約住所あてに郵送されます。この書面が届く時期が、後述する「初期契約解除」の起点になります。
割引が効いている人は、割引額そのものは変わらない
月額基本料金から割引される特典を使っている場合、割引額に変更はありません。「月額基本料金無料」「ワンコイン(500円)」などを利用中の方は、引き続き同じ条件で使えます。特典が終わったあとに、改定後の月額基本料金が適用される形です。割引で月額基本料金を永年保証しているサービスも、同条件のまま継続します。
契約解除料が免除される制度は2つある。条件が違うので選び方に注意
ここが今回いちばん見落とされやすいところです。値上げにともなって解約する場合、「移行期間」と「初期契約解除」という2つの制度が用意されています。名前が似ていますが、申請方法・期限・免除される費目がそれぞれ違います。
| 移行期間 | 初期契約解除 | |
|---|---|---|
| 申請期間 | 2026年7月1日〜9月30日 | 契約内容変更通知書の受領日を含む8日間 |
| 申請方法 | 通常の解約手続き。マイページなどWeb上でも可 | 書面のみ。Web不可 |
| 解約完了日 | 自分で指定できる。ただし2026年10月31日までに完了していないと契約解除料は免除されない | 指定できない。書面受領後、オプション含む全契約が2026年9月30日付で解約 |
| 免除対象 | 契約解除料のみ | 契約解除料+一部の月額料金など |
注目すべきは免除範囲です。公式の案内にも「お客さまの契約状況によっては、『初期契約解除』を申請された方が最終的な負担金額が低くなる場合があります」と明記されています。移行期間のほうが申請しやすい(Webで完結する)ぶん、免除されるのは契約解除料だけです。
初期契約解除では、契約解除料に加えて回線とオプションの月額基本料金・付加サービス料金・チューナーレンタル料金も請求されません。ただし月額料金の免除は2026年9月利用分のみが対象です。また「NURO 光 でんわ」「ひかりTV for NURO」「U-NEXT for NURO」などは翌々月請求のため、10月請求分(8月利用)は通常どおり請求され、11月請求分(9月利用)が免除対象になります。
初期契約解除の申請方法
「契約内容変更通知書」を受領した日から起算して8日間が経過するまでに、通知書の書面(コピー可)または任意の書面に必要事項を記載して郵送します。記載するのは氏名・住所・電話番号・お客さま番号・解除を希望するサービス名称の5点です。
月額オプションの「PlayStation®5 for NURO」「ブラビア 月額オプション」を契約している場合は、買取・回収・継続利用のいずれかを書面に明記してください。未記入だと「継続利用」の扱いになります。
免除されない費用に注意
「解約金が免除される」と聞くと費用がゼロになりそうですが、そうではありません。免除されるのは契約解除料であって、それ以外は請求されます。具体的にはこうです。
- 工事費の残債 — 分割払いの残りがある場合は全額請求されます。「実質無料」の仕組みは割引で相殺しているだけなので、途中解約すると残債が表に出ます
- 契約締結事務手数料 3,300円
- ONU・TAなどの機器 — 未返却の場合は機器損害金が全額請求されます
- 追加宅内工事費・回線撤去工事費 — 該当する場合は全額請求。土日祝の追加工事費は3,300円
- 「NURO 光 でんわ」の回線工事費・通話料などの従量課金分
もう1点、電話番号を他社へ引き継ぐ場合の落とし穴があります。移行期間中に番号ポータビリティの転出を希望するなら、期間中に転出手続きまで完了している必要があります。完了していないと契約解除料は免除の対象外になります。初期契約解除を選ぶ場合も、申請までに転出手続きを終えていないと番号が失われるため、順番に注意してください。
なお解約しても、光キャビネット・光コンセント・引込線などの設備は撤去されずそのまま残ります。撤去を希望する場合は別途費用がかかります。
値上げ後も使い続ける人/乗り換えを考えたほうがいい人
その前に。乗り換え先があるかどうかは、自分の建物が決めます
判断の前に確認しておきたいことがあります。「値上げされたから安い回線へ」と考えても、乗り換え先を選べるとは限りません。
安さで候補に挙がる光コラボ(フレッツ光の回線を借りて提供されるサービス)は、建物にNTTフレッツ光の設備が入っていることが前提です。設備がない物件では、どれだけ安いプランを見つけても契約できません。集合住宅では、この時点で選択肢がほぼ決まってしまいます。
私自身、2年ほど前までマネーフォワード光を使っていました。速度で困ったことは一度もなく、不満があってやめたわけではありません。引っ越した先がフレッツ光の入っていない賃貸だったため、使いたくても使えなくなったというだけです。そうして行き着いたのが今のNURO光でした。
なので順番としては、料金を比べる前に、自分の建物で何が使えるのかを先に調べるほうが早いです。比較サイトで最安プランを何時間見比べても、そもそも引けない回線なら意味がありません。
使い続けてよい人
- 割引や特典が効いている人 — 割引額は変わらないので、当面の支払いは変化しないケースがあります
- 工事費の分割が残っている人 — 解約すると残債が一括で表に出るため、値上げ分より負担が大きくなることがあります
- マンションで選べる回線が限られている人 — 集合住宅は建物側の設備で選択肢が決まることが多く、そもそも比較対象がない場合があります
- 上げ幅が月210〜385円の層 — for マンションやマンションタイプは上げ幅が比較的小さく、乗り換えの手間と釣り合わないことがあります
乗り換えを検討したほうがいい人
- 上げ幅が月500円を超える人 — 10ギガ系や旧プランの一部は年6,000円以上の増加になります
- 工事費の分割が終わっている人 — 残債がないぶん、解約時の負担が契約解除料だけに絞られます(それも期間内なら免除)
- 速度や容量を持て余している人 — 10ギガを契約しているが実際は2ギガで足りている、というケースは見直しの余地があります
乗り換え先を探す場合、最初に確認すべきは自分の建物にNTTフレッツ光の設備が入っているかです。入っていればフレッツ光そのものや、それを借りて提供される光コラボが選択肢になります。入っていなければ、どれだけ安いプランを見つけても候補には挙がりません。エリアの判定は申し込み前に確認できるので、料金を比べるより先に済ませておくほうが早いです。
光コラボの例としてはSoftBank光などがあり、いまフレッツ光や別の光コラボを使っている場合は「転用」「事業者変更」という工事不要の切り替えができるのが利点です(NURO光は独自回線のため、この方式は使えず開通工事が必要になります)。キャンペーンや料金の最新条件は公式サイトでご確認ください。
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【筆者の場合】月385円上がりますが、継続します
私のところにも値上げの案内がメールで届きました。契約は2ギガのマンションタイプで、3,850円から4,235円へ月385円の増加。年間にすると4,620円です。
それでも継続する予定です。理由は2つあります。1つは、住んでいる建物の環境上そもそも選択肢が限られていること。もう1つは、この回線速度を、高い金額を払ってでも維持する価値を感じていることです。月385円を上乗せしてでも今の速度を手放したくない、というのが正直なところです。
逆に言えば、速度をそこまで重視しないなら判断は変わります。その場合はフレッツ光系の安い回線への乗り換えを検討するのも十分ありだと思います。
ここで「速度を重視する」が曖昧なままだと判断できないので、具体的に書きます。私は実家に光コラボの最安値クラスの回線を導入していて、そちらも自分で使ったことがあります。地方で電話局から遠い、条件としては不利な環境ですが、それでも数十Mbpsは出ていました。Web閲覧や動画を見るぶんには何の不足もありません。
つまり分かれ目は「速い回線が好きかどうか」ではなく、低遅延が要るゲームをするか、大容量のデータを日常的にやり取りするかです。そうした用途がないなら、数十Mbps出る安い回線で足ります。逆にその用途があるなら、月数百円の差で速度を落とす判断は割に合いません。私がNURO光を続けるのも、単に速いのが好きだからではなく、そちらの側にいるからです。
集合住宅で回線が選べなかった経緯は光回線を3社乗り換えた実録にまとめています。乗り換えを考える前に、そもそも自分の建物で何が使えるのかを先に確認しておくと、判断が早くなります。
これから申し込む人は、改定後の料金で判断する
これから契約する場合は、上の表の「改定後」の金額が基準になります。比較サイトや古い記事に載っている旧料金で判断すると、実際の請求額とずれます。
申し込みから開通までの流れ、他社から乗り換えるときの解約の順番についてはNURO光の申し込み手順で解説しています。今の回線を先に解約すると、開通までインターネットが使えない空白期間が生まれます。順番を間違えないことが一番の注意点です。
よくある質問
Q. 今契約している人も値上げの対象ですか?
A. 対象です。手続きは不要で、2026年9月利用分(10月請求分)から自動的に改定後の料金になります。対象プランの契約者には自動で契約変更手続きが行われ、9月上旬ごろに契約内容変更通知書が届きます。
Q. 解約金なしで解約できる期限はいつまでですか?
A. 制度によって違います。「移行期間」は2026年9月30日までに申請し、10月31日までに解約が完了している必要があります。「初期契約解除」は契約内容変更通知書を受け取った日を含む8日間が期限で、書面での申請のみです。
Q. 移行期間と初期契約解除は、どちらを選ぶべきですか?
A. 契約状況によります。免除される範囲は初期契約解除のほうが広く、公式の案内にも「初期契約解除を申請された方が最終的な負担金額が低くなる場合があります」と記載されています。ただし申請は郵送のみで期限も短いため、手続きの前にマイページで契約状況を確認してください。
Q. 解約金が免除されれば、費用はかからないのですか?
A. かかる場合があります。免除されるのは契約解除料で、工事費の分割残債・契約締結事務手数料3,300円・機器を返却しなかった場合の機器損害金などは請求されます。特に工事費の残債は「実質無料」の割引が途中で止まるため、金額が大きくなりやすい項目です。
Q. 割引を使っています。9月から支払いはいくらになりますか?
A. 割引額そのものは変わりません。「月額基本料金無料」「ワンコイン(500円)」などを利用中の場合は、引き続き同じ条件で使えます。特典が終わったあとに、改定後の月額基本料金が適用されます。
まとめ:上げ幅と工事費の残債を先に確認する
今回の改定で判断が分かれるのは、上げ幅がプランによって月210円から570円まで開きがあるからです。まず自分のプラン名を確認し、上の表で差額を出す。次に工事費の分割が残っているかを確認する。この2つで、動くべきかどうかはだいたい決まります。
そして値上げ分は、月々の固定費がそのまま増えるということです。通信費のような毎月出ていくお金は、固定費クレカ払いで年3万円節約するで書いたとおり、支払い方をまとめるだけでも戻る額が変わります。回線を変えないと決めた場合でも、そこには見直す余地があります。なお通信以外も含めた2026年の値上げ・改定はクレジットカード改悪まとめに時系列で記録しています。
動くと決めた場合は期限が2つあります。移行期間なら9月30日までに申請し10月31日までに解約完了、初期契約解除なら書面が届いてから8日以内に郵送。どちらも過ぎると契約解除料が発生します。手続きの前に、マイページで契約状況を確認しておいてください。
※本記事はソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の公式発表(2026年6月15日付/2026年7月30日更新)にもとづいています。金額・期限は変更される場合があるため、手続き前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。


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