V NEOBANK(Vポイント支店)を使っている方に、2026年11月からの改定が発表されました。デビットカードの還元率が下がり、振込で貯まるポイントが半分になり、預金残高でもらえていたポイントはなくなります。3つとも「Vポイントを貯める口座」としての中心部分にあたる変更です。公式発表をもとに、何がどう変わるのか、どのくらい減るのかを整理します。
この記事はこんな悩みを解決します
- ✓ V NEOBANKの改定で何が変わるのか正確に知りたい
- ✓ 自分のポイントがどのくらい減るのか計算したい
- ✓ 11月以降も使い続けるべきか判断したい
読み終える頃には、減る金額の目安と、11月までにやっておくことがわかります。
先に結論
- 2026年11月から、デビットカードの還元率が1.5%→1.25%に下がる
- 他行からの振込で貯まるポイントが1件20→10ポイントに半減(上限も月500→250ポイント)
- 円普通預金の残高特典(月末10万円以上で50ポイント)は廃止
- デビットを月3万円使い、振込を月2件受け取り、残高10万円以上を置いている人で、年間およそ1,740ポイント分の減少
- ATM・振込手数料の無料回数や、給与受取・口座振替などの他のメニューは今回の発表では変更なし
何がいつ変わるのか
2026年7月31日に公表された内容です。3項目それぞれで適用のタイミングが少しずつ違います。
| 項目 | 変更前 | 変更後 | 適用 |
|---|---|---|---|
| デビットカード還元率 | 1.5% | 1.25% | 2026年11月1日以降に到着した売上確定データから |
| 他行からの被振込 | 1件20ポイント (上限月25件・500ポイント) | 1件10ポイント (上限月25件・250ポイント) | 2026年11月1日入金分から |
| 円普通預金の残高特典 | 月末10万円以上で50ポイント | 廃止 | 2026年11月末の残高から |
デビットの月額合計1,000円以上という条件そのものは変わりません。また、電子マネー等へのチャージ、鉄道、公共料金、税金、病院、寄付などがポイント対象外という扱いも従来どおりです。
どのくらい減るのか、金額で見る
還元率の数字だけ見ると小さく感じますが、3つが重なると年間ではまとまった差になります。使い方別に計算してみます。
| 使い方 | 変更前(年間) | 変更後(年間) | 差 |
|---|---|---|---|
| デビット月1万円のみ | 1,800pt | 1,500pt | −300pt |
| デビット月3万円+振込月2件+残高10万円以上 | 6,480pt | 4,740pt | −1,740pt |
| デビット月5万円+振込月5件+残高10万円以上 | 10,800pt | 8,100pt | −2,700pt |
使い込んでいる人ほど減り幅が大きくなる形です。特に振込ポイントを上限まで使っていた人(月25件)は、それだけで年間3,000ポイントの減少になります。
影響が大きい人・小さい人
影響が大きい人
- デビットカードを日常のメイン決済にしていた人 — 1.5%はデビットとしては高水準でしたが、1.25%になると年会費無料のクレジットカードと比べて優位性が薄れます
- 複数口座から振込を受けてポイントを積んでいた人 — 1件あたりが半分になるため、手間に対する見返りが変わります
- 預金を置くだけで毎月50ポイント受け取っていた人 — このメニュー自体がなくなります
影響が小さい人
- ATM・振込手数料の無料回数を目当てに使っている人 — 手数料の条件は今回の発表に含まれていません
- 給与受取・口座振替・外貨積立などでポイントを貯めていた人 — これらのメニューも今回の変更対象外です
- デビットの利用が月数千円程度の人 — 差額は年間で数百ポイントにとどまります
11月までに考えておきたいこと
施行は11月なので、まだ3か月あります。慌てて動く必要はありませんが、決済の主軸をどこに置くかを見直す時間としては十分です。
- 自分の年間ポイント数を確認する — 上の表に自分の利用額を当てはめて、減る分が許容範囲かを見ます
- 日常決済をデビットで続けるか判断する — 1.25%は依然として悪い数字ではありませんが、口座から即時に引き落とされるデビットの利便性と天秤にかけて考えます
- 手数料無料回数だけを目的に口座を残す選択もある — ポイントが減っても、ATM・振込の無料枠は今回変わりません
Vポイントを貯める手段としての代替案
Vポイントを貯め続けたい場合、決済の主軸をクレジットカード側に移すのが現実的な選択肢になります。三井住友カード(NL)は年会費永年無料で、対象のコンビニ・飲食店ではスマホのタッチ決済で最大7%還元(カードを差し込む・iDでの支払いは対象外)。日常の決済を寄せる先としては、デビット1.25%より条件がよくなる場面があります。
ただし、デビットは口座から即時に引き落とされるので使いすぎを防ぎやすいという性質があります。ポイント還元だけで決めず、自分がどちらの支払い方を管理しやすいかで選ぶのが失敗の少ない考え方です。カード側の詳細は三井住友カード(NL)完全ガイドで解説しています。
住信SBIネット銀行そのものの変化とあわせて見る
今回の改定は、住信SBIネット銀行が大きく変わる時期と重なっています。同行は2026年8月3日に「株式会社ドコモSMTBネット銀行」へ商号変更し、個人向けサービスブランドは「ドコモの銀行」になりました。V NEOBANKの公式ページでも、支店の説明が「ドコモSMTBネット銀行の専用支店」という表記に変わっています。
銀行本体がドコモ経済圏に組み込まれていく流れの中で、Vポイント支店のポイント優遇が縮小したという構図です。銀行側の変更点(8月20日からのdアカウント連携やスマプロポイントの扱い)は住信SBIネット銀行が「ドコモの銀行」に【2026年8月】で詳しくまとめています。
よくある質問
Q. V NEOBANKの改定はいつから適用されますか?
A. 2026年11月からです。厳密には項目ごとに異なり、デビットカードは2026年11月1日以降に到着した売上確定データから、被振込は2026年11月1日入金分から、円普通預金の残高特典は2026年11月末の残高から適用されます。
Q. ATMや振込の手数料無料回数も減りますか?
A. 今回の発表に手数料の条件は含まれていません。変更されたのはポイントプログラムの3項目です。ただし手数料条件は別途改定されることもあるため、気になる場合は公式サイトで最新の条件を確認してください。
Q. デビットの1.25%は他と比べて低いですか?
A. デビットカードとしては依然として高めの部類です。ただしクレジットカードには年会費無料で1.0%以上、条件を満たせばそれ以上の還元になるものがあるため、還元率だけで比べると優位性は縮まります。使いすぎ防止という点を重視するならデビットを続ける判断も合理的です。
Q. 円普通預金の残高特典だけを目的に預けていました。どうすればいいですか?
A. 月末10万円以上で50ポイントという特典は廃止されるため、この目的だけで資金を置いている場合は預け先を見直す余地があります。年間600ポイント分にあたるので、金利や他の特典を含めて比較すると判断しやすくなります。
まとめ:3か月あるうちに、決済の置き場所を考える
今回の改定は、デビット還元・振込ポイント・残高特典というV NEOBANKでポイントを貯める3つの柱すべてが同時に縮小する内容です。一方で、手数料の無料回数や給与受取などのメニューは変わらないため、口座そのものの使い勝手が落ちるわけではありません。
施行まで3か月あります。ポイント目的で使っていたのか、口座機能そのものが便利で使っていたのかを切り分ければ、11月以降どうするかの答えは自然に出ます。他社の改定状況とあわせて判断したい場合はクレジットカード改悪まとめ【2026年最新】もご覧ください。

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