私は今、メインカードをOliveに集約しています。総合力で選んだ理由は別記事で書いたとおりですが、正直に言えばOliveには「人を選ぶ」デメリットもあります。良い面ばかり並べるレビューは多いので、この記事ではあえて、現役で使っている私が感じたデメリットと、向かない人を正直にお話しします。メリットと両方を知ったうえで判断するのが、いちばん後悔しない選び方です。
この記事はこんな悩みを解決します
- ✓ Oliveが気になるが、デメリットも正直に知っておきたい
- ✓ 特典は魅力的だが、自分でも使いこなせるか不安
- ✓ 自分はOliveに向いているのか、向いていないのか知りたい
読み終える頃には、Oliveが自分に合うかどうかを、メリットだけに惑わされず判断できます。
先に結論
- Oliveの最大のデメリットは「使いこなしの難しさ」。仕組みを理解しないと特典を取りこぼす
- ほかに銀行口座が固定される・アプリが重いという弱点もある
- 向くのは仕組みを理解して使える人。とにかくシンプルが良い人には向かない
デメリット①:使いこなしが難しい(最大の弱点)
これが、私が実際に使っていていちばん感じるデメリットです。Oliveは特典が豊富な分、その仕組みを理解していないと、メリットを十分に受け取れません。ある程度のクレジットカード決済の知識が前提になっているのです。
たとえばOliveはナンバーレスで、クレジット決済に使うカード番号がアプリの中にしかなく、その存在に気づくこと自体が初心者には難しい。「どれがクレジットの番号で、どう設定すれば還元が最大化されるのか」が直感的に分かりにくいのです。顧客層は非常に多いカードですが、本当に使いこなせている人は、実はかなり少ないのではないか——というのが、使っていての正直な実感です。決済の基本を押さえている人なら問題ありませんが、その土台がない人には、宝の持ち腐れになりかねません。決済の考え方は全決済をクレカに集約する記事で整理できます。
デメリット②:銀行口座が固定される
Oliveは銀行・カード・アプリが一体化しているのが強みですが、それは裏を返せば引き落とし口座が三井住友銀行に固定されるということでもあります。すでにメインバンクが別にある人にとっては、口座を移したり、生活のお金の流れを組み替えたりする手間が発生します。
「銀行ごとまとめて管理したい」人にとっては、これはむしろメリットです。ですが「銀行は今のままがいい」という人には、地味に引っかかるポイント。一体型は全部を寄せられる人にこそ刺さる仕組みだと感じます。
デメリット③:アプリが重く、使いづらい
細かい点ですが、毎日触るものなので無視できないのがアプリの動作の重さです。Oliveは銀行もカードもアプリに集約されている分、起動や操作がもたつく場面があり、サッと残高や明細を確認したいときにストレスを感じることがあります。
家計管理はアプリを「毎日サッと開ける」ことが続けるコツなので、ここの使い勝手は地味に効いてきます。慣れれば気にならなくなりますが、最初のうちは「思ったよりもっさりするな」と感じるかもしれません。
それでも私がメインにしている理由
ここまでデメリットを正直に挙げましたが、私はそれでもOliveをメインにしています。理由は、これらの弱点を上回る「銀行・カード・アプリを丸ごと一体で管理できる総合力」があるからです。使いこなしの難しさは、裏を返せば「使いこなせれば強い」ということ。デメリットを理解したうえで選べば、後悔しません。総合力で選んだ詳しい理由はOliveをメインカードにした理由にまとめています。
Oliveが向く人・向かない人
ここまでを踏まえると、向き不向きははっきりします。
- 向く人:クレカ決済の仕組みをある程度理解できる/銀行も含めてお金を一本化したい/三井住友経済圏を使う
- 向かない人:とにかくシンプルが良い/メインバンクを変えたくない/アプリのもたつきが許せない
「向かない人」に当てはまるなら、無理にOliveを選ぶ必要はありません。シンプルに高還元な年会費無料カードのほうが、ストレスなく得をできる場合も多いです。自分に合う1枚は三井住友カード(NL)や、100万修行で年会費永年無料を目指せるゴールド(NL)など、他の選択肢とも比べて決めるのがおすすめです。
Oliveのデメリットを乗り越える3つのコツ
ここまで挙げたデメリットは、実は「知っておけば対策できる」ものがほとんどです。現役で使っている私が実践している、Oliveを使いこなすための具体的なコツを3つ紹介します。これをやるかどうかで、満足度が大きく変わります。
- 最初に「クレジット決済用のカード番号」の場所を確認する:Oliveはナンバーレスで、クレジット決済の情報はアプリ内にあります。どこを見れば確認・設定できるかを最初に把握しておくだけで、還元の取りこぼしを防げます。ここでつまずく人がいちばん多いポイントです。
- 「選べる特典」を必ず登録する:Oliveは特典を自分で選択して初めて効果が出ます。よく使うコンビニや店を登録するだけの作業ですが、これを放置すると「思ったより還元されない」と感じる原因になります。最初に必ず設定しましょう。
- 引き落とし口座は割り切って三井住友銀行に寄せる:中途半端に分けると、一体型の旨味が消えてしまいます。寄せると決めたら、給与の受け取りや固定費の支払いもまとめると、お金の流れが1つにまとまって管理が一気にラクになります。
つまり、デメリットの多くは「最初のひと手間」で解消できるのです。逆に言えば、この初期設定をやらない人ほど「使いこなせない」と感じてしまう。最初だけ少し向き合えば、あとは一体型の快適さを長く享受できます。
よくある質問
Oliveは初心者にはおすすめできませんか?
「絶対にダメ」ではありませんが、クレカ決済の基本(タッチ決済やカード番号の仕組み)に不安がある人は、まずシンプルなカードで慣れてからのほうが、特典を取りこぼさずに済みます。仕組みを理解できる人なら、初心者でも十分使えます。
銀行口座を変えたくない場合、Oliveは使えませんか?
Oliveの一体型の強みは、引き落としや管理を三井住友銀行に寄せてこそ活きます。メインバンクを変えたくないなら、その魅力は半減します。その場合は一体型にこだわらず、カード単体で高還元のものを選ぶほうが合理的です。
デメリットを踏まえても持つ価値はありますか?
仕組みを理解して使いこなせる人にとっては、十分に価値があります。私自身、デメリットを承知のうえでメインにしています。大切なのは「使いこなせるかどうか」を自分に当てはめて判断することです。
アプリが重いのは改善されますか?
アップデートで少しずつ改善はされていますが、銀行機能まで統合している以上、カード単体のアプリほど軽快にはなりにくいのが実情です。残高や明細を頻繁に見る人は、家計簿アプリと連携して普段はそちらで確認すると、ストレスを減らせます。
まとめ:デメリットを理解して選べば後悔しない
Oliveのデメリットは、使いこなしの難しさ・銀行口座の固定・アプリの重さの3つ。とくに「仕組みを理解しないと特典を取りこぼす」点は、現役で使っていて強く感じます。ですが、これらは理解して使える人にとっては大きな問題になりません。
大事なのは、メリットとデメリットを両方知ったうえで、自分の使い方に当てはめて判断すること。向かないと感じたら、他のシンプルな高還元カードも候補に入れて、納得して選んでください。
ここまでのデメリットを踏まえて「自分には向かないかも」と感じた方は、一体型にこだわらずカード単体で高還元な三井住友カード(NL)も候補になります。Oliveと同じ三井住友系で、銀行口座を固定する必要がなくシンプルに使えます。

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