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WiMAX +5Gは誰に向く?【2026年9月】光回線を引けない・引きたくない人の判断基準と1年目の実額(ASAHIネット)

白い縦型のホームルーターのイラスト マネーコラム

WiMAX +5Gは工事なしで、端末が届いた日から使えるインターネット回線です。ただし月額は光回線より安いわけではなく、12か月以内の解約には違約金があります。

つまり「安いから」で選ぶ回線ではなく、光回線を引けない・引きたくない事情がある人のための回線です。

私は光回線を3社乗り換えてきましたがWiMAXは使ったことがなく、引っ越し先で回線を選べなかった経験から、どんな人ならWiMAXが答えになるのかを、ASAHIネットの公式条件と実額で整理します。

この記事はこんな悩みを解決します

  • ✓ 光回線が引けない建物・無料ネット付きの物件で、自分の回線を持ちたい
  • ✓ 1〜2年で引っ越す予定があり、工事や工事費の残債を避けたい
  • ✓ 開通まで1〜3か月も待てない
  • ✓ WiMAXの月額・初期費用・違約金を、割引の条件込みで実額で知りたい
  • ✓ 自分は光回線とWiMAXのどちらを選ぶべきか判断したい

先に結論

  • 向く人:建物の設備で光回線を引けない人、無料インターネット付き物件で自分の回線が欲しい人、1〜2年以内に引っ越す人、開通を待てない人、外でも使いたい人
  • 向かない人:月額の安さが目的の人(光回線のほうが安いことが多い)、オンラインゲームなど遅延に敏感な用途の人、12か月以内に解約する可能性がある人、5Gエリア外や電波の弱い部屋の人、ひかり電話が必要な人
  • 月額(ASAHIネット WiMAX +5G ギガ放題プラス)は4,928円で、2026年10月利用分から5,148円に改定(UQの料金改定に伴う)。金額はすべて税込
  • 2026年9月30日までの申込特典で、開通月0円・2〜13か月目は月額利用料(税抜)から2,000円引(税込2,200円引)。1年目の総額は登録手数料・端末代込みで概算63,900円台(改定後の月額ベース)
  • 初期費用は登録手数料3,300円+端末27,720円(代金引換・受取時一括)。違約金は開通月を含む12か月以内の解約で15,000円
  • 判断の順番は「①光回線が建物で使えるか → ②何年住むか → ③5Gエリアか」。①で光が使えるなら、まず光回線を検討する

WiMAX +5Gとは:工事不要で届いた日から使える、UQの回線を使うホームルーター/モバイルルーター

WiMAX +5GはUQコミュニケーションズの回線を使うモバイル回線で、ASAHIネットはその回線を使ったサービスを提供しています。

光回線と違って建物に線を引き込む工事がなく、申込完了後3日程度で発送される端末にICカードを差して設定すれば、その日から使えます。

端末は据え置き型の「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」(635g)と、持ち運べる「Speed Wi-Fi DOCK 5G 01」(198g・5,400mAh)の2種類で、どちらも端末代金は27,720円(税込)です。

通信量は標準の「スタンダードモード」なら月間無制限ですが、公式は「一定期間に大量の通信をご利用される一部のお客様に対して、通信速度の制御を実施することがあります」と明記しています。

最大速度はシステム上の理論値で、実際の速度は建物や電波の状況で変わります。この点が、速度を優先するなら光回線を先に検討すべき理由です。

料金の実額:月額・初期費用・違約金を条件込みで見る

公式サイトの数字を、割引の条件と一緒に並べます。金額はすべて税込です。

項目金額条件・注意
月額利用料(ギガ放題プラス)4,928円 → 5,148円2026年10月利用分から改定。UQの料金改定に伴うもの
9月30日までの申込特典開通月0円
2〜13か月目 2,000円引(税込2,200円引)
2026年6月1日〜9月30日の申込、個人のみ。改定後は5,148円から割引
登録手数料3,300円初回のみ
端末代金27,720円DOCK 5G 01/HOME 5G L13とも同額。代金引換のみ(受取時一括・代引手数料440円)
プラスエリアモード1,100円/月使った月だけ発生。月30GB超で当月末まで速度制限
違約金15,000円(不課税)開通月を含む12か月以内の解約。プラン変更は不可
セット割月200円引ASAHIネットの他の接続サービスと併用時

「開通月」は、端末で接続を開始した日か、端末の出荷日から10日後のどちらか早い日を含む月です。開通月に解約すると月額は満額請求になるので、届いたら早めに電波の状況を確かめておいてください。

1年目にいくらかかるか(概算)

9月中に申し込んで特典が適用された場合の1年目の目安です。2〜13か月目の割引後の月額は、改定前の4,928円ベースで2,728円、10月利用分以降は改定後の5,148円ベースで計算上2,948円になります。

9月中の申込なら2か月目以降はすべて10月利用分以降になるため、ここでは改定後の2,948円(計算値)で見積もります。

  • 登録手数料 3,300円
  • 端末代金 27,720円+代引手数料 440円
  • 月額:開通月0円+2〜12か月目 2,948円×11か月=32,428円
  • 合計 約63,900円(月平均 約5,300円)

※このほか、SIMカード1枚につき電話ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料が別途かかります(月数円程度で、上記には含めていません)。

14か月目以降は割引が終わり、月額5,148円になります。2年目は13か月目まで割引が残るため年間59,576円、3年目以降は年間61,776円です。

参考までに、私が使っているNURO光のマンションタイプ2ギガは2026年9月の改定後で月4,235円ですから、月額だけならWiMAXのほうが高いことになります(光回線は別途工事費と契約期間の条件があります)。

WiMAXの価値は安さではなく、工事なし・即日・持ち運びの3点にあります。

端末割引については、ASAHIネットの重要事項説明書に記載がある一方で、公式ページ本文には載っていません。適用の有無と条件は申込画面で確認してください。本記事では端末代を「実質いくら」とは書きません。

ASAHIネット以外のWiMAXも、2026年10月利用分から既存の契約者を含めて値上げします(GMOとくとくBBは月605円、Broad WiMAXは月630円など)。5社の値上げ額と、解約金が無料になる期限はWiMAX値上げ【2026年10月】5社の値上げ額と解約金無料の期限にまとめています。

WiMAXが答えになる人:光回線を「引けない」「引きたくない」事情がある

私が光回線を3社乗り換えて分かったのは、使える回線は自分ではなく建物が決めるということでした。引っ越し先の建物にはフレッツ光の設備がなく、それまで使っていたマネーフォワード光は継続できませんでした。

選べたのはNURO光だけでした。その経験を踏まえて、WiMAXが選択肢になるのは次のような人です。

  • 建物の設備で光回線を引けない人:フレッツ光の設備がない、独自回線も未対応、管理会社の許可が下りない。回線がないなら、線を引かないWiMAXのような工事不要回線が自前回線の現実的な選択肢になる
  • 無料インターネット付き物件で速度や安定性に不満がある人:共用回線の混雑は自分では直せない。自分専用の回線を追加する手段として工事不要は大きい
  • 1〜2年以内に引っ越す予定の人:光回線は工事費の分割が残ると転出時に請求されることがある。WiMAXは端末を持って移れる。ただし12か月以内の解約は違約金15,000円なので、1年未満の滞在なら合わない
  • 開通を1〜3か月も待てない人:NURO光は戸建て1〜2か月、マンション1〜3か月が公式の目安(プランによっては宅内・屋外の2回工事)。WiMAXは申込完了後3日程度で端末が発送される
  • 自宅と外出先の両方で使いたい人:DOCK 5G 01なら持ち運べる。テザリングの代わりにもなる

WiMAXが向かない人:光回線を使えるなら、まず光回線

  • 月額を下げたい人:上で見たとおり、改定後の月額5,148円は光回線のマンションタイプより高いことが多い。光を引ける建物なら光の見直しが先
  • オンラインゲームやビデオ会議で遅延・安定性を重視する人:モバイル回線はベストエフォートで、大量通信者への速度制御があることも公式に明記されている
  • 12か月以内に解約する可能性がある人:違約金15,000円がある。短期ならレンタル型の回線のほうが合う
  • 5Gエリア外、または電波の弱い部屋の人:申込前にエリアマップで確認。屋内の奥では窓際に置けるかも要確認
  • 固定電話(ひかり電話)が必要な人:WiMAXには光回線のような固定電話サービスがない

光回線を使える建物で、乗り換えの手続きが面倒に感じているだけなら、転用や事業者変更は原則として工事なしで済みます。

手続きの違いは光回線の「転用」と「事業者変更」の違いに、NURO光の値上げ後の判断はNURO光の値上げは改悪かにまとめています。

判断の順番:3つの質問で決める

  1. 自分の建物で光回線は使えるか? 使える → 光回線を先に検討(月額で有利)。使えない・無料回線しかない → 2へ
  2. この住まいに1年以上住むか? 1年未満 → 違約金15,000円がかかるので、レンタル型や携帯のテザリングも比較。1年以上 → 3へ
  3. 5Gエリアで、端末を窓際など電波の入る場所に置けるか? 置ける → WiMAXが現実的。置けない → 提供エリアと建物で再確認

3つとも通るなら、公式サイトで自宅の住所が提供エリアかを確認し、9月30日までの申込特典(開通月0円・2〜13か月目2,000円引)の条件もあわせて確認してください。

10月利用分から月額が改定されますが、特典の割引額と期間は変わりません。

よくある質問(FAQ)

Q1. 本当に工事は不要ですか?
A. 不要です。公式サイトに「面倒な回線工事が必要ないので、端末が届いたその日からすぐにご利用いただけます」と明記されています。申込完了後3日程度で発送され、ICカードを端末に差して設定すれば使えます。

Q2. データ通信量に上限はありますか?
A. 標準の「スタンダードモード」は月間データ容量無制限です。ただし一定期間に大量の通信をした一部の利用者には速度制御が実施されることがあると公式に書かれています。au 5G/4G LTEをより広いエリアで使える有料オプション「プラスエリアモード」は月30GBが上限で、超えると当月末まで速度制限がかかり、利用した月だけ1,100円(税込)のオプション料がかかります。

Q3. 5Gのエリア外だと使えませんか?
A. 5Gは一部エリアでの提供で、5G圏外でも提供エリア内ならau 4G LTE・WiMAX 2+の電波で接続します。申込前にUQの提供エリアマップで自宅の住所を確認してください。屋内の奥まった部屋では電波が弱くなることがあるので、据え置き型は窓際に置くのが基本です。

Q4. 12か月以内に解約したらどうなりますか?
A. 開通月を含む12か月以内に解約すると、違約金15,000円(不課税)がかかります。契約後のプラン変更もできません。転勤や引っ越しの予定が1年以内に決まっている場合は、月額の安さより違約金の有無で判断してください。

Q5. 端末代は分割払いにできますか?
A. 公式サイトの支払い方法は端末代金が「代金引換」のみで、受け取り時に一括で支払います(代引手数料440円が別途)。分割払いの記載はありません。月額利用料や登録手数料はクレジットカード払いです。端末割引が適用されるかどうかは申込画面と重要事項説明書で確認してください。

まとめ:WiMAXは「工事なし・即日・持ち運び」を買う回線

月額5,148円(2026年10月利用分から)、登録手数料3,300円、端末27,720円、12か月以内の解約は違約金15,000円。

この数字だけ見れば光回線のほうが有利な場面は多く、光回線を引ける建物ならまず光を検討すべきです。

一方で、建物の設備や無料回線の事情で光を引けない人、1〜2年で引っ越す人、開通を待てない人にとっては、線を引かずに届いた日から使える回線が、現実的な選択肢になります。

回線は建物が決める。その前提で、自分がどちら側にいるかを最初に確かめてください。

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